書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

嵐のような数日間が去った

昨夜の役員会に向けて、しばらく根を詰めていました。随分早くから書類の準備を始めたものの、一つの書類を作っている最中から、あーこれも必要、あれも必要、という具合に作るものが増えていき、いつまで経っても終わらないループに入りました。

この役員会の後、役員さん皆さんに対して晋山結制についてのお話しをする機会ほぼありません。1年後に実施するというお話とともに、その1年間に役員さんが直接動いていただく仕事はほとんどないことを伝える必要がありました。1年間、何か仕事があるんじゃないかと気にかけながら過ごすのは嫌じゃないですか。

その気遣いが伝わらないこともある、ぐらいは想定していましたが、もっとマイナスに働く可能性までは思いが至りませんでしたけれど。難しいなぁ。まあしょうがない。

私の反応が悪くて自己評価はマイナス50/100点。ダメだ・・・

胃が痛い、という形容は今までも使ったことはありますが、胃がどこにあるかが意識できてしまったのは今回が初めてです。胃薬を備えておかないと、あと1年、乗り切りないかもしれない。正露丸は常にスタンバってますが、胃薬は置いてないのですよ。

5時過ぎに起きて朝の勤めを終え、いつものように30分ぐらい朝寝をし、仕事に取り掛かって途中食事休憩をとるのみで0時まで。そのまま寝るのも悔しいので30分ぐらいゲーム実況を見てさらに夜更かし。

このルーチンを繰り返す。普段もかなりブラックな職場ですが、昨日一昨日先一昨日ぐらいは輪をかけてひどかったです。それでも私は30分のゲーム実況視聴で癒される時間が確保できました。これが本当のブラックな職場にお勤めだと、そんな時間もなくただ働くだけの日々を送ると聞きます。そんな場所からはいち早く逃げ出すべきだと改めて思いました。ご本人はおそらくそういう思考にはなれない状態に追い込まれているでしょうから、周囲の助けが必須です。

もし身近にブラック職場の話題を出す人がいたら、それは救いの手を差し伸べられる数少ないチャンスと心得て、グイッと引き寄せてあげてください。普段はそういう会話をする余裕さえなく、たまたまその日その時、何ヶ月ぶりかでそんな話ができた可能性もあるのですから。

私の場合はなんだかんだ言っても自分が代表役員ですから、自分の覚悟一つで仕事の先送りは可能です。今回のようにどうしても先送りしたくない時もありますが、それだって、自分の思い込みの部分もありました。そこまで用意しなくても、口頭で「準備段階ではそんなにお仕事ないですから」というだけで済んだのかもしれません。

でも、私が今まで見た晋山結制をお勤めされたご住職方は、ありとあらゆる準備をして会議に臨むように見える方ばかりだったものですから。それで気負いすぎたのかな。

頑張り具合に対して、反省点があまりに多い結果となりました。とはいえ、これが私のスタイル。急に変えても自分がついていけませんから、このままスタイルキープです。当代はそういう住職だと、檀家さんに知ってもらえるかもしれない機会と捉えていこうと思います。

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