妻がコロナワクチンの副反応で動けないので、今回のお彼岸団子は私が作ることに。いつもは団子状にこねてピラミッドに積むだけなので、少し敷居が上がります。
米粉に熱湯を注ぐところから始まるわけですが、今の米粉は粒子が細かいので熱湯ではなく水で良い、という説があります。熱湯を使うことで粒が壊れて結合しやすくなるのだけれど、十分に小さければその過程は不要だというような、そんな理解をしています。
ですので、最近のお団子作りでは、熱湯100%ではなく、3分の1は水、というように、ちょっとずつ熱湯ではなくすチャレンジを続けてきました。
ただ、3分の2の熱湯では、とても熱いんですよ。手が燃えるんじゃないかと思うぐらい。それが指に引っ付いてくるのですから、とても大変。
その大変なことをいつも妻がやってくれていたわけですが、私は私で大変なことにチャレンジしよう、というわけで、水100%にチャレンジしました。
これがねぇ、失敗でしたね。熱湯と同量を入れるのは控えて、少しずつ水を足しながらこねたつもりだったのですが、どうも多く入り過ぎてしまったようです。熱湯と比べると30mlも少ないのに。
(米粉1kgに対して、熱湯750mlぐらいです)
指に全然引っ付かないぐらいよく纏まるのですが、その分団子にした時に柔らかくて、自重で少しつぶれ、ピラミッドにするとさらにつぶれ。これで蒸したらぺっちゃんこになってしまうんじゃないかと危惧するほどです。
このままでは大失敗なので、とりあえずひたすら捏ね続けました。米粉を足しても良いのですが、今回はギリギリの量しか買っていないので、今回多めに使うとお中日用の米粉が少なくなってしまいます。それも困る。ですので、足さない方向で頑張ることに。
長いこと捏ねていたら、ほんの少しマシになった気がして、手伝いに来てくれた娘と共にお団子化を始めました。適量をちぎって手のひらで丸めるのですが、うまくいく時もあれば、手の中でボロボロになってしまうことも多々。
これはやはり、粒子の結合が弱いのでは、と想像しています。
なんとかかんとか最後のピラミッドを作り終えましたが、丸めながらボロボロになり割には出来上がりは柔らかで、蒸し上がりが心配です。実際に蒸すのは明日の朝なので、もし失敗していたら・・・
今更騒いでも仕方ありません。彼岸の入りの日にお団子が上がらない年もあるんだよ、ということで。
やはり熱湯はある程度使った方が良いというのが確認できた日となりました。成長したぞ!
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