今まで寺務所のエアコンは最低価格のものを使っていたのでこんなメニューはなかったのですが、お掃除の手間を省きたくてちょっといいヤツにしたら「自動」というのがあるんです。
リビングや寝室は暑い時に使うので冷房一択、温度設定も滅多にいじらないのですが、寺務所のエアコンは吹き出し口の位置や部屋の大きさ、日当たりの移ろいで割とこまめに温度を調整する必要に迫られています。なんでだろ。部屋が狭くて効き方かきついのかな。
昨日あたりから除湿と冷房のどちらを選ぶべきかという問題に突き当たっていたのですが、よくみたら自動というのがあるじゃないですか。自動のボタンを押して、温度設定をする。これだけ。
自動ですから、おそらく冷房と暖房と除湿をその時に応じて効率よく使い分けてくれるのでしょう。今なら冷房と除湿、どちらを使うべきか人間が判断しなくても、機械が判断してくれる、と。
まさに今この瞬間のためにあるのではと使い始めたのですが、28度に設定してもちょっと寒い。これ、そのうち暖房になるんじゃないのかな。
台風の影響で、気温はそんなに高くないのに湿度がめちゃめちゃ高いんですよね。そこで除湿を使うと寒くなります。冷房だとあんまり動かなくて暑くなります。
それをうまくやってほしくて自動を選んだのに、これ、除湿運転してるだけだなぁ。
こまめに除湿と冷房を切り替えたら効率悪そうですし、こうなるのは仕方がないのかも。
今時のエアコンなので当然インバーター。必要のない時には動かない。はずなのですが、設定した28度より絶対室温下がってると思うんですが、一向に運転を止める気配がありません。この辺りもおそらく数多のケースから導き出された係数を使って判断しているんでしょうが、この部屋には合っていないということなのでしょう。
29度まで上げて、それで暑く感じたら28.5度に下げて。そういう細かな調整を自分でするしかないのかな。
それでも、これだけ快適に過ごせる環境を提供してくれるエアコンという存在には感謝しかありません。エアコンを作り出してくれた人たちにも感謝感謝。もうこれなしでは生きていけません。無人島に一つだけ持っていくとしたら、エアコン。
仏教の修行って、快適な環境でやりましょう、ということになってます。厳しいけれど、苦行じゃないのでね。そろそろ本山の坐禅堂も、もうちょっと涼しかったり暖かかったりしていいと思うんだけどなぁ。今からもう一度修行に行きたくても、あの環境では今の私の体では耐えられないことが明白ですから・・・
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