書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

4月がもうすぐ終わってしまう

今月も思うに任せないことの多い月でした。

思うようになることの多い時なんて無いわけなので、それが普通ではあります。

しかし人というのは、それでは不満を感じます。

だから生きていくのは辛いのです。

というわけで。今日は一部のお檀家さん宛の手紙を書いていました。先週すでに出来上がっていたのですが、同封物含めて印刷し、三つ折りにして、封筒に詰め終わったところで内容に不足を感じてしまいました。

そこからまた手紙を修正して、印刷し直し、封筒の中身を入れ替え・・・

20通ほどですのでさほどの時間がかかるわけではないのですが、なぜ最初からこの文章が書けなかったのかと、そんなことばかり考えてしまいます。

無駄が多い。

どちらかと言えば無駄の多い時間の過ごし方は、好きです。何事も狂いなく一本調子で仕事ができてしまうなんてことは私には無理ですから、無駄に時間を使ったとしても、それはそれで納得して楽しめるようにと心がけています。

それでも、なぜうまくやれなかったのかと思い返す時間はやってくるのです。

もうこれは仕方ない。あまり囚われないように気をつけて、そのうちに心の隅の方へ流れ去っていくのを待つのです。

そんなふうに毎日を乗り越えていたら、いつの間にか4月も終わりに近づいてきたというわけです。早いですね。子どもがあっという間に成長するわけです。

その成長度合いに比べて、自分はどれほど成長できたでしょうか。若者と成長スピードで張り合っても勝てるわけもありませんが、負けっぱなしも悔しいというものです。なんとか頑張りたいですね。

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