書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

節分だった

124年ぶりに2月3日ではなく2月2日、今日が節分だそうです。買い出しに行った妻の報告によれば、恵方巻きが山のようにスーパーに並んでいたそうです。誰が仕掛けたんだったか、すっかり定着しましたね。

この日は恵方巻を買ってくればそれで晩御飯を喜んでもらえるということにもなったので、喜んでいる方も多いと思います。フルサイズを一本食べたら、副菜には手が出ないでしょう。潔く、恵方巻一本の食卓でよろしいかと思います。

ちなみに、恵方を向いてしゃべらず食べる、という風習は我が家では取り入れていません。美味しい寿司の一つとしていただいてます。そんなんで福が呼び込めるなら、日本中災害とは無縁なはずと、ここぞとばかりに現実論が顔を出すのです。

昨日、しばらく法事がないから喉が休ませられると書いたばかりですが、節分は節分会と言いまして、法要をお勤めするのです。内容はお寺によってまちまちだと思います。正太寺では御祈祷の形でお勤めしますが、御祈祷の勤め方もお寺によってまちまちですから、本当にまちまちです。

まちまちだらけだ。

これは曹洞宗でのお話ですが、他の宗派はどうなんでしょうかね。

曹洞宗でも大本山總持寺では毎年盛大に節分会を修しています。石原軍団が登場することで話題になります。その時の法要に倣うのもいいのですが、私は節分の時にはもう御本山にいなかったですし(年越しすらしていない)、この時期に御本山まで視察に行くのも難しい。今年はコロナがありますが、今までもインフルエンザが怖いので、冬場は人混みを避けていましたから。

そんなわけで、正太寺は正太寺として伝統を重ねていこうと思います。

が、話は戻って、喉ですよ。せっかく喉を使わずにいられると思ったのに、今日は結構声を出すことになります。参列者は家族だけなので必要以上に声を張り上げずとも良いのですが、ついついね。

ただ、今回ばかりはついついで済ませてはいけません。喉と相談しながら、場合によっては途中休憩も入れて、お勤めしようと思います。

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