書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

アルコール消毒ジェルの消費ペースが想定を上回る

暮れのお経にまわる際には、携帯用のアルコール消毒ジェルを持ち歩いています。お盆の時には一切手に入らなかったので、Amazonビジネスで買ったエタノールを水で適切に薄めたものを、クエン酸が入って売られていたスプレーボトルに入れ替えて携帯していました。300mlぐらい入るのでとても大きくてちょっと困ったのですが、携帯用のアルコール消毒ジェル容器は小さくて助かります。

大きいポンプ式のも買って、携帯用のが空になったら詰め替えています。メーカーの想定していない使い方でしょうが、携帯用の方がだいぶ割高であることと、売れ筋のために品薄になりがち、それを買い占めのような形で調達するのも問題があるでしょうから、苦肉の策として行っています。

ただ、携帯用だけあって、無くなるのが早い。思ったより早い。出かける時には当然残量を確認するのですが、十分足りると思ったら、ギリギリ、最後のお宅に入るところまでしかもたなかったというのが今日の午前中。

専門家によれば、アルコール消毒液ならば一回に3ml、ジェルならば2mlが最適だそうです。手の平から甲にまでしっかり満遍なく塗り広げて、指先や爪の間までしっかりと塗り込むには、それぐらい必要なのですね。手の正しい洗い方というのがコロナ禍でだいぶ浸透したと思いますが、あの洗い方と同じようにして塗り込まなくては消毒の意味がありません。やってみると確かにかなりの量が必要だと分かります。

3mlというと、手から溢れるぐらいです。ジェルの2mlも、つけた後しばらくはベトつくぐらい。乾燥していく過程でウィルスを不活化するということなので、手に塗り広げている間の時間、乾燥せずにいてくれる量が必要で、それが大体3mlと2ml、というわけですね。

ちなみに、アルコール消毒液を化粧水などの携帯スプレー容器に入れて使う方法も見かけますが、ワンプッシュで出てくる量がだいたい0.03mlだそうです。3ml手に取るためには100回プッシュが必要で、当然その間にも乾いていきますから、永遠に必要量を手に取ることができません。ダイソーで買いましたけれど、実運要することなくお蔵入りとなりました。

妻に聞いたら、ドラマでも消毒する際に手のひらを擦り合わせるだけというシーンがあったそうです。ドラマこそ、正しい使い方を演じて、啓蒙してもらいたいものです。手のひらだけ消毒して、手の甲で鼻の頭を擦ったりしたら、鼻からウィルスが入り込む可能性が出てくるんですよ。

そういうところを怖がるべきだと思うのですが。対策していても感染が広がっていく理由は、案外こうした基本的なことが原因だったりしてね。帰宅時に消毒しない人もいるといいますし。手を洗うよりは手軽なので、肌荒れしたりしない人は、自分が感染拡大のストッパーになるつもりで、アルコール消毒を思うようにできない人の分もバンバン消毒するべきだと思います。

アルコール消毒と3mlをキーワードに検索すると、正しい塗り広げ方まで調べられます。ぜひ一度、検索してみてください。

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