書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

スモールになった体育大会でも、子どもたちの笑顔はビッグなままでした

娘の中学校で体育大会が開かれました。最後なので、見に行ってきました。

私が中学生の頃は、親が見にくるなんてことは無かったのです。そもそもグラウンドは生徒で埋まります。親が見るスペースなどありません。1学年8クラスもあれば、自然とそうなります。

今はそれが1学年2クラス。人数は寂しいですが、親も見にこれるし、子どもたちもなんだか我々の頃よりも連帯感が強いように見えました。

女子のダンスに合わせて、男子がグラウンドの外周部で一緒になって踊るなんて、昔は無かったです。女性アイドルグループのダンスなのに、臆することなくチャレンジしていく男子たち。どうやら近年は毎年受け継がれている光景のようですが、見ていて楽しい。男性教師も一緒になって踊っていて。そういう一体感、見ていて気持ちがいいものです。

コロナ禍で、いろんなことが変わってしまったけれど、いつもと変わらない子どもたちの姿に、ホッとさせられました。いつも大人は、子どもたちに助けられているのです。

競技種目数は大幅にカットされて、ちょうどお昼に終了。生徒たちにはまだまだ無限の体力があるから、物足りなかったかもしれませんね。一日中、なかま達と特別時間を過ごせる、それなのに勉強のことは忘れられる。苦手な種目はあるけれど、それを乗り越えれば後は楽しい時間。

懐かしいなぁ。

いや、正直に言うと、中学時代のことはあまり記憶になく、高校時代の体育大会を思い浮かべてしまうんですけれどね。順々に子どもの頃の記憶が薄れていっていますよ。

その記憶を、こうして新しい体育大会の記憶でやや都合の良いように上塗りして、自分の記憶を無意識に美化しているのも少し感じます。

もう良いですよね、そろそろそうして、過去の記憶をきれいに整えても。

おっと。ちょうど娘が帰ってきました。さて、どんな話をしようかな。

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