書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新たな思いつき

仏壇の上に遺影を飾っているお宅も多いと思います。それを外すタイミングに悩んでいるお宅も多いと思います。引越しのタイミングで、飾るスペースが無くなってしまったとか、そういうケースもありますよね。

遺影を飾るかどうかというのはそのお宅の裁量に任させれている問題でして、お寺が口を出す問題ではありません。でもずっと飾っているお宅にとっては、外すにあたってお寺さんに相談をしないとならない、という気持ちの強い場合もあります。お寺の指示で飾っている、というぐらいに感じているお宅もあるんです。

先祖代々続けてきた場合は特に、ですね。当然お寺の指示でしょう、となるのも分かります。

そんなわけで、遺影をどうしたら良いかという相談はたびたび受けるのですが、今日、ついに、良い方法を思いつきました。今後はこれを推していきたいと思います。

普段はしまっておく。まずこれが大事。すでに飾っている場合は埃も積もっていると思います。頻繁にお掃除をしていても、やはり汚れはあると思いますので、しまう前に出来るだけお掃除を。

そして、お正月に飾りましょう。どんな飾り方でも良いです。上の方でも良いですし、机を出してきて並べても良いです。

正太寺では本堂の西側に、歴代住職の肖像が描かれた掛け軸を飾ります。17代+道元様、瑩山様などなど。結構な数ですので毎度大変なのですが、西側の窓側に赤い幕を張って、そこに掛け軸を飾ると、お正月の雰囲気になるのです。

お檀家さんのお宅でも、そういう形で毎年続けて、遺影が並んでいるとお正月の雰囲気を感じるほどになってもらえたら良いんじゃないかなと思います。

深く検証していないので問題点とかあるかもしれませんが、そうは言ってもお寺で毎年やっていることの縮小版ですから、特段問題点もないとは思うのです。

是非お試しあれ。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主