書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

弁事さんの出番が迫ってきた

月末の土日に修行される大法要にて、息子が弁事というお役を務めます。小学三年生にはなかなか高度な内容だと思うのですが、いわゆるセリフの覚えはよく、親としては安心していいのかもう少し不安がって練習時間を増やした方がいいのか、悩ましいところです。

今日は大法要を修行されるお寺さんにて、練習が行われました。関連するお寺さんの大半が集まって、当日修行するいくつもの法要を最初から最後まで細部を確認しながら進めていきます。

私は受付と写真が担当なので、法要自体に関わる場面はないのですが、受付については1時間ほどで確認事項と準備事項を終えてしまい、写真係は私一人なので本堂の明るさチェックぐらいで用事は終えて、息子の出番をひたすら眺めているという日になりました。

そしてついに、息子の役が目立つ法要の練習になり、法要の進行に合わせて大きな声でセリフを言い終えました。ほとんど間違いもなく、しっかり出来たと思います。これが本番だったら良かったのに、というぐらい。

周りの和尚さんたちからも存分に褒めてもらった息子は、「練習楽しかったよ」と申しております。和尚さん型の声かけは、十分に効果を発揮していますよ。ありがとうございます。

弁事さんに期待されるだけのクオリティは達成できていたと思うので、本番までこれを維持するのが私の仕事となります。息子、よくやった。本番までは気が抜けませんが、でも少しホッとしました。