書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

世間でもお盆に入りましたね

お参りの方が急増している正太寺です。我々和尚は、そのお寺を留守にして、最後のお経回りに出ていました。

最後の一軒は、毎年のことながら感慨深いです。もう、膝の痛みも、かかとの痛みも、これ以上はひどくならないはず。嬉しい。

最後の一軒を終えた足で、そのまま妻の実家に向かい、そこで迎え火の輪に加えてもらいました。昨年からかなぁ、こうした13日を過ごすようになったのは。

お寺にいると、どうしても自分の家や親戚のお盆はほったらかしになってしまうんですけれど。妻の実家はお寺から車で30分弱の、とても近い場所ですから、なんとかしたいなと思っていました。

私も妻も、少しお盆に慣れてきたのかもしれません。

もっとも、これも師匠夫妻がまだまだ元気でいてくれるおかげです。何かがあったら、それ以降はもうお寺を空けることはできなくなるでしょう。そう考えると、長くてももう10年も続けられないことなのかもと、ちょっと想像してしまいます。あんまり考えたくないことですけれどもね。

明日からは組寺の山門大施餓鬼会に随喜して回ります。一番最後が正太寺です。もうひと頑張りふた頑張りぐらいで、お盆を乗り切ることができますよ。