書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

保育園の体験坐禅会

毎年恒例、入出内に有るなぎさ保育園の体験坐禅会を、正太寺で開きました。小学校に上がる年長さんに、緊張する時間を与えて欲しいと、時の園長先生に依頼に応じて始まった坐禅会です。

でも、何年も繰り返すに従って、私も厳しさを演出するのが苦手になってきてしまいました。慣れが出てきて、こちらの緊張感が少し減ったので、それが伝わることによって緊張していた子どもたちが、緊張しにくくなってきてしまったのです。

とはいえ、慣れないお寺での行事と言うことで、それなりに緊張して来てくれる子どもたち。慣れが出たとは言え、坐禅会の内容に手抜かりがあってはなりません。こちらも一所懸命、取り組ませていただきまた。

坐禅会終了後、先生とも二言三言お話ししたのですが、体の硬い子が明らかに増えました。両足で坐禅を組む結跏趺坐を出来ない子が、増えているんです。

私も体が硬いので人のことは言えませんが、股関節を開くような運動をするシーンが、無いのでしょうかねぇ。もちろん、凄く柔らかい子も居ますけれどね。ビックリするぐらい、抵抗感無く足が乗るのです。あれはうらやましい。

新聞社の記者さんもチラッとみえていたので、近々新聞にも載るのでしょう。中日新聞の「湖西版」でしょうから、見れる方はごく少数だとは思いますが。

いつか県内版に載ってみたいなぁ。