書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

遠州三十三観音霊場会総会、開催される

とうとう、任期最後の総会を迎えました。次第を始め、資料の準備は万端です。議事もスムーズに進行し、滞りなく終了することが出来ました。次期事務局の人選が懸案だったのですが、それにもようやく目処が立ち、今月中には正式に決定し、近いうちに引き継ぎが出来る見通しとなりました。一安心です。


庶務を拝命して5年間。ずいぶんたくさんのことを勉強させていただきました。宗務所書記を拝命してもわりかし無難に仕事が出来ているのは、庶務の経験があってこそと感じています。この経験無くして書記を勤めていたとしたら、もっといろんなことにてんやわんやであったと想像出来ます。ありがたいご縁でした。


その庶務の仕事も、残すところ総会議事録を作成・送付するのみです。感慨深いですね。次の事務局を勤められる方々もおそらくこれから、今まで知らなかった霊場会の姿を知ることになるでしょう。おそらく、想像しているよりも状況は悪いんだと実感されることでしょう。あまたある霊場の中に埋没して、ただ看板を掲げているだけにならぬよう、一会員の立場に戻っても、事務局を支えて行こうと思います。すでに埋没していると言っても過言ではない状態ですしね。


これから5年が経つと、遠州音霊場も30周年を迎えます。観音霊場と言えば西国・秩父・板東ばかりが注目されます。七福神では淡路七福神霊場が一番有名ですね。そして、四国八十八箇所は押しも押されぬ存在です。そうした名だたる霊場に負けぬように、多くの方にお参りいただき、遠州の観音様を巡る旅は、とても気持ちの良い旅だったと思えるような霊場を作り上げなくてはと思います。