書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

久しぶりにオンラインカレンダーの同期で苦労した

すこーしだけパソコンに詳しくない方には訳の分からない話になりますが。長女がほぼ全快し、次女も熱は高いものの咳も減って元気になってきているので勘弁してください。


私はGoogleカレンダーという、Googleの提供する無料のオンラインカレンダー(スケジュール帳)を使っています。用件の入力や日付・時間の移動がやりやすいというのと、iPhoneで使っているカレンダーアプリと同期出来るというのが大きな理由。まあ、一度Googleカレンダーを使ってしまうと、オンラインに限れば他のものを使う気は失せてしまうぐらい良い出来なのです。


その一方で、MacではiCalというカレンダーソフトを使っています。このソフトは、MobileMeというサービスを介して、他のMaciCalと自然に予定をすりあわせてくれます。ほとんど意識せずとも勝手に働いてくれて、とても便利です。


さらにこの両者を互いに同期してくれるサービスがあります。Plaxoという、これまたオンラインのカレンダーサービスです。これを見つけてからは、ご機嫌で使ってきました。


ところが。


Plaxo(のMacにおける同期ソフト)は一万件を超えるデータを扱えないんだそうで、先日、いつの間にか予定の件数が累計で一万件を超えてしまい、数日間、同期が取られない事態となりました。解決策も見あたらないので、いったんiCalの利用を中止し、Googleカレンダーのみを使うことで予定帳の破綻を免れていました。iCalは直接Googleカレンダーのデータを表示・編集出来るので、それほど影響もないのです。


しかし、iCalでのGoogleカレンダーの編集は、時々おかしくなるのです。入力した物が反映されなくなるんです。しかも、気付かないうちに。それはとてもとても怖いことです。


Googleカレンダーもオンラインサービスであると言うことを鑑みればとても良い機能を持っているのですが、ワンクリックで起動してすぐに予定を表示してくれるiCalは、やはり欠かせません。また、Macを離れたときにも予定を見れるGoogleカレンダーも止められません。どうしても、両者の同期機能が欲しい。


そして一つのMac用ソフトにたどり着きました。Spanning Syncというソフトです。ソフト自体は日本語化されていますが、メーカーHPは英語オンリー。しかし、設定する項目も多くないので、すぐに使うことが出来ました。15日間の体験版です。


設定をしてみると、何の苦労もなく同期が取られてしまいました。Plaxoでの同期は、時々手を入れてやらないとうまく動かなかったりして、なかなか手のかかるかわいいヤツだったのですが、Spanning Syncは安心して仕事を任せられる秘書のような存在でしょうか。秘書なんて遠い世界の話なのでよく分かりませんが。


こりゃあもう、やめられませんよ。安心感という物は、代え難いですね。そして、来月発売されるはずにiPadに標準搭載のカレンダーソフトは、プロモーションビデオを見る限りでは、かなり使い勝手の良い物になっていそうな印象です。iPhoneもそうですが、iPadMobileMeを介して自動的に同期を取ってくれます。それを考えると、体験版の残り日数はまだ丸々15日残っていますが、購入する気満々になります。


だがしかし、ちょっとお高いんですよね。1年間の使用量が$25。無期限だと$65。無期限で構わないのですが、ソフトのバージョンアップは無料なのかとか、心配もあります。OSがアップグレードすれば、おそらくソフトもバージョンアップになるでしょう。だいたい2年弱でアップグレードがあるということになります。それなら、1年ごと支払った方がお買い得です。


なにぶんメーカーHPが英語なので、そうした細かなところを読み取れません。日本語なら、どのあたりに書いてあるかだいたい見当が付くのですが、英語だと見当が付かないので全部読まないとならなくなっちゃいます。それがしんどい。


まあしかし、しっかり読み込んで調べてみる価値はあります。冬の夜長に、がんばってみましょうかね。