書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記。明日は寺族研修会

いつもどおりの月曜当番日。今日は珍しく来客が多く、ちょっとドタバタしました。営業時間終了後は、明日開催の寺族研修会の準備です。


会場は、宗務所の建物を置かせていただいている浜松市天林寺様。第4宗務所管内の中心に近いところに位置し、広い書院もあるため、こうした集まりにはよく利用させていただいています。僧侶のための研修会である現職研修会も、同じく。


寺族というのは、僧侶以外にお寺に生活している人のことを言い、おおむね、住職副住職の妻を指して言うことが多いです。そうした寺族の研修会です。今回は37名の参加申し込みがありました。住職が実際に住んでいるお寺が約110ヶ寺あるので、もう少し参加申し込みがあってもいいかなとは思いますが、お寺の奥さんですから、それなりに用事もあります。なかなか思うようには参加できないようです。


今回は、私の妻も参加させていただくことにしました。まだ寺族得度もしていませんが、寺族であることに変わりありませんので、先輩方に混ざって勉強させていただきます。子どもたちを残して出かけることが心配ですが、長女は幼稚園へ行きますからそれほど影響なく、次女も突発性発疹による発疹もほぼおさまったので、たぶん大丈夫。あまり気にせずに、研修に集中してもらえたらなと思います。


準備と言ってもそれほどたいしたことではなく、印刷されてくる資料をまとめて封筒に入れる仕事、天林寺様の書院に机を並べること、机に書類の入った封筒を並べること。演題の掲示を作ること。こんなところです。


資料の印刷が時間かかりました。コピー機は1台だけです。一番ページ数の多いものは、両面刷りで8ページ、予備も含めて45部作成しましたので、これだけでずいぶんと時間を使ってしまいました。他の仕事をしている間にコピーが終わりましたから、無駄な時間はあまり発生しなかったので良かったですけれど。


二人の講師さんをお招きし、人権の勉強と、介護の勉強をします。とくに介護の勉強は、寺族にとっても差し迫った問題であったり、檀家さんから相談される内容トップ10には十分入ってくる話題ですから、きっと即日役に立つ講演になると思います。


寺族の皆さんには充実した時間を過ごしていただき、我々僧侶にもフィードバックをお願いしたいです。