書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

会計ソフトの改修を始める

正太寺では、私が制作した会計ソフトを使っています。最初は、プログラムを組める業者さんに発注して制作したのですが、まだN88-BASICの時代。それをMS-DOSで動くMS-BASICで動くように修正したのが関わりの発端。


その後のWindowsの隆盛と共にWindows環境へ移行する必要が生じたため、さすがに移植は無理なので、新たにプログラムを書き起こして制作しました。今にして思えば、元のプログラムの処理方法でも読んでおけば役に立ったかも知れないと思うのですが、時既に遅し。自己流で作成した、読みにくいコードが存在するのみです。(帳票はすべて印刷して保管していましたので、過去のデータが参照できる必要がなかったのも理由ですね)


世の中は移り、今ではどこの会社でも当たり前にパソコンで会計ソフトを動かして経理を行う時代になりました。お寺向けの会計ソフトも、昔は高額でしたが最近は安価な物も出回っているようです。そんな状況で今更自作ソフトにこだわる理由もないのですが、手に馴染んだ操作性のソフトを使わなくなるのもなんとなく悔しいので、必要な機能はその都度書き足してきました。


そして何年も前から望んでいたのが、出入金処理を出入金伝票に記入するように処理をし、伝票自体も入力したデータを印刷する機能。今は、入金はその都度入金伝票に記入、出金は月末に

    1. その月の領収証を日付順に並べる
    2. 領収証ごとに出金伝票を書く
    3. 通帳記帳をし、引き落としなどの分の出金伝票も書く
    4. 入金分のデータ入力
    5. 出金分のデータ入力

という流れで行っています。入力画面は振替伝票形式なので、借方貸方を間違えると、入金が出金になったり、またその逆になったりと、ボケッとしていると簡単にミスに繋がるという恐ろしい仕組みになっています。


また、どうせキーホー度で入力する物を、その直前にわざわざ手書きで書き起こしているという、無駄に感じる要素もあります。これが地味にストレスで。

    • 入力画面は入出金、それぞれの伝票の様式で行いたい。
    • その後に伝票を印刷して、手書きを無くしたい。


これはほんとに長年の思いでした。ただ、これをやるにはかなり面倒なので、手を出さずにいたのです。そこに今日、とうとう手を付けました。とりあえず、伝票の印刷機能を付けます。伝票のデータ自体に触れる機能を付けるのはおそらく完成後初めてのことなので、まずは処理の仕方をコードを読んで思い出さなくてはなりません。


そこに数日をかけてじっくりと理解します。そして久しぶりに触れるプログラミング言語なので、その作法もまた思い出さなくてはなりません。これは一日やってれば思い出すことでしょう。印刷機能というのはこれまたやっかいなもので、これには数日が必要になります。


今月末には間に合わないので、来月末に間に合うように進めたいと思います。しかし、既に今日、冒頭部分の処理を追いかけただけで頭がウニになりそうでした。自分の書いたコードが分かりにくくてしょうがないです。大学生の頃の品ですからねぇ。今ならもっと読みやすく書くのですが・・・


しばらく、頭痛との戦いになるのかも知れません。