書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

結局買った

1,200円出して、結局購入。おとといから話題にしている、iPhone用の予定表ソフトです。


Googleカレンダーと同期が取れるのが売りだと思うのですが、その同期機能がまだ追い込みが足らない感じ。ま、原因は分からないでもなく。推測が当たっていて、しかも開発元に気力があれば、もしかしたらかなり近いうちに解決されるかも知れません。そこに期待。


月、週の単位で予定を眺める用途に於いて、標準のカレンダーソフトがあまりにも情けないこともあり、購入して正解だとは思います。とにかく眺めやすくなりました。月表示で予定の件名が見れるというのはありがたいです。具体的には、こうなります。


http://www.saysoftware.net/saisuke_i/


一日の中の予定を見ることを主とするか、週単位、月単位での予定を見ることを主とするか、それによって必要性は全く違ってきますね。私の場合、たとえばたまには分刻みに予定のある忙しい日もあるのですが、それでも逐一予定を確認しなくては次の行動が分からないと言うことはありません。お役僧がたくさんある日なら、お寺の名前を覚えておくだけでよいのです。仕事の内容は同じですから。ま、そんな日は滅多にありませんが。


お年忌が複数あっても、多くて3件です。施主の名前を覚えておくだけでよいのです。それよりも、ひと月の間に何件お年忌があるか、どの週末にあるのか、どの日に出張が入っているか、会議が入っているか、そういうことの方が重要です。私の仕事の予定は、午前、午後、夜という単位で入ることがほとんどですから。


また例えば営業職の場合は、おそらく一日の予定を把握する機能の方が重要でしょう。次にどこの会社に行き、なんの商談をするか。約束までに何分あるのか、その次はどこへ行くのか。一日の中で目まぐるしく頭を切り換える必要がある人には、月の予定を見る価値は、今月もこんなに忙しいのかと溜息をつくぐらいしかないのかも知れません。もちろん、全体像の把握は重要でしょうけれど。


比重として一日の予定に重きを置くために、月の予定の見え方にはあまり不満が出ないのかも。でも週の予定は俯瞰したいと思うけどなぁ。iPhoneの標準カレンダー、海外では不満が出ていないのでしょうか。そういえば、普通の携帯電話のスケジュール帳という名の機能も、月間予定画面で予定件名が出るなんて、思い当たるのは1機種だけですね。


紙の手帳を破り捨てて、電子デバイス一本に絞っている人なんて、ほんのわずかしかいないのでしょうか・・・


そんなことを思いつつ。当分の間はこの「さいすけ」が唯一の選択肢です。頼りにしてまっせ。