書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆に向けて生活パターン更新を考える

いよいよ明日から8月です。2日からは、おときが始まります。生活のリズムが大きく変わります。


起床時間は変わらないものの、私は朝食の時間が変わります。嫁さんと娘と食事を共にするのが常ですが、朝起きてからのペース、食事のペースなどを考えると、8時に設定されたおときの出発時間に間に合いません。私は先に食事を済まし、娘に関することはすべて嫁さんに任せることになります。


自分の家族と共に食べられないのはつまらないし、おときに出発した後も、娘がしっかりご飯を食べたか気になりますし(食が細くてなかなか食べ進まないのです)、このリズムの変化はうれしいことは一つもありません。2週間の我慢です。


昼食、夕食はおそらく今まで通りのリズムで可能。しかし、お昼寝に娘を寝付かせながら、自分も5分程度眠るのが毎日のちょっとした楽しみだったのですが、それはしばらくおあずけです。午後からももちろんおとき。ま、普通に仕事している方でしたら、昼食を一緒に食べられるだけでもうらやましいこととは思いますが。(中には昼食ぐらい一人のんびり食べたいと考える人もいるかも)


この辺りまでは我慢すればいいことなので、重大ではありません。問題は、おとき以外の仕事の時間です。午前2時間、午後2時間程度は確保していた作業時間が、丸々失われます。また、夜、家族が眠ってから2、3時間程度、仕事の続きをしたり、時間があればブログを更新したり、宗務所のシステムをメンテナンスしたりといろいろやれる時間があるのですが、体調を考えると、1時間半程度に減らさなくてはなりません。場合によってはゼロと言うことも。


この日記を書く時間はいつも夜なのですが、1時間半を有効に使うためには、別の時間帯での更新を考えなくてはなりません。今年は小さなPCもあるし、ちょっとした空き時間を有効に使えば、夜になったから書かなくてもクリアできるかもと、考えています。


毎年、おときのシーズンはこうして、その期間専用の生活リズムへ更新します。事前に想定したリズム通りにはなかなかいかなくて、毎日ちょっとずつ修正を加えて、うまく毎日が回り出した頃にお盆が終わるというのを、繰り返しています。


数年前にお盆中にひどい頭痛で寝込む前までは、疲れていても夜遅くまで起きていて平気だったし、日中も、お経から帰ってきてから集中して他の仕事に取り組むことが出来たし、あまり時間の制約を感じなかったのです。むしろ、お経に集中していると不思議とその他のアイデアもわいてきて、お寺に戻ってから作業を進めることか楽しみでしょうがなかったぐらいです。


しかしそんなペースでは体が持たないようになってからは、時間の制約を強く感じます。この期間、ほとんど何も出来ないという意識と、それでも何とかしてやろうという意識がせめぎ合い、それはそれで楽しいのですが、不効率な生活をしているな、とは感じます。


さて、今年はどんな生活リズムを刻むことになるのでしょうか。約2週間後に、お盆中の生活を振り返るのが、楽しみです。