書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

スキャナで電子ファイリング実践

昨日購入したスキャナでさっそく電子ファイリングを実践してみました。


パソコンとの接続はUSBケーブル一本だけです。接続する前に付属ソフトをインストールし、その後接続するとあっという間に使える状態になります。


原稿台に原稿となるファイリングしたい書類をセットし、スキャナの前面についているPDFボタンを押すと、読み取りが始まります。最初だけ補正機能の準備みたいなのが行われ1分くらい待ちましたが、それ以降は一枚だいたい20秒強くらいでしょうか。30秒くらいかもしれませんが、それほど待たされません。


読み取りが終わると、まだ原稿があるかそれともこれで終わりかを聞かれます。今の書類とひとまとめにしたい書類があるなら、原稿台にセットして画面上のボタンを押すと、また読み取ります。[完了]を押せば、PDF化されて、Adobe Readerが立ち上がり、WindowsだとついでにPDF管理用のソフトへ登録されます。


この登録時に、PDFのサムネイル作成するのですが、原稿の枚数が多いとけっこう待たされます。また、ハードディスクの空き容量もだいぶ必要みたいです。1Gほど空いてるのですが、「空きが少なくなりました」と警告が出ますし、そういう時はサムネイル作成が失敗してました。


私の場合は最終的にMacで使用するのでWindows版しかないソフトの作業が失敗しても全然構わないのですが、何だかなぁという感じです。


また、2枚目以降の原稿を読む時に、画面のボタンを押さなければいけないというのが面倒です。1枚目と同じように本体のボタンで読み取ってくれると楽で良いのですが。原稿をセットして、マウスを動かしてボタンを押して、と。この作業、枚数が多くなるにつれて苦痛になってきます。


ただ、肝心の文字認識の精度は、夢のような精度ではありませんが、そこそこ認識してくれます。後から検索する時に、短い文字列でならなんとかひっかかってくれそうです。Macの場合は最新のOSならSpotlightというOS標準の検索機能でPDFの中まで検索してくれるのでそれであっという間に探している書類が見つけられそうですし、Windowsでも最近では検索ソフトが登場してきているので(google desktopとか)、そういうのを使えば素晴らしそうです。


付属の検索用のソフトももちろん使えるのですが、上記のような機能の方が、PDF以外の文書も検索対象になりますし、検索も速いので便利だと思います。


そんなわけで、たくさんの書類を読み込ませようと思うと多少不満点はあるのですが、溜まっている書類を電子化し終えた後は、それほど不満にも感じないのではと思います。なにより、ちゃんとMacにも対応してるのが嬉しいです。
まだMacでは試してませんけど、日常的にはMacで読み取ることになると思いますので。