宗務所にいってもイスに座って机に向かい、お寺にいてもイスに座って机に向かい、役僧に出かけてもイスに座ってお勤めし・・・
坐禅で座るのならばまだ禅僧らしくて良いのですが。イスに座ってばかりでは体はなまるばかり。
いよいよ予算所会の原稿をまとめはじめました。一昨日からメモ的に原稿を書いてはいましたが、机でしっかりと腰を落ち着けて作業に取りかかれるのは、今日になってようやくです。
やはりちゃんと予算書や過去の帳簿を見ながら原稿を書いていくと、あやふやな記述が無くなって安心できます。予算所会で、いい加減なことは言えませんからね。
しかし時間はだいぶかかりました。ほぼ一日原稿を書いていました。夜になってからは、たまっていたぼけ日記を一気に更新して。これ以上溜めると一週間空いてしまうというタイミングでしたので、ぼけ日記も今後も続けて行くにはギリギリのタイミングでした。
一週間空いたら、たぶんもう、思い出せないから日記が書けない。
さて、原稿を書く上で今回活用していたのが、ATOK Pad。あのワープロソフト、一太郎を開発している会社が作っているメモ書きソフトです。Mac用、iPhone用、iPad用とありまして、Evernoteというサービスを介してすべてのプラットフォーム間でメモを共有できます。
iPhone用は有料ですが、iPadにも使えますし、Mac用は無料です。何より、iPhoneでの日本語変換がとても賢くなるので、お勧めです。WindowsでもMacでも定評のある、かな漢字変換ソフトのATOKがiPhoneで使えるのです。ただ、ATOK Padを使っているときしか賢くならないのが残念。これはiPhoneのOSであるiOSの制限ですので、どうにもなりません。標準の入力環境としてアップルが採用してくれれば良いんですけどね。
iPhoneのATOK Padを使って、長男をあやしながら原稿をちょこちょこ書いていました。MacでATOK Padを起動すると、すぐにiPhoneで書きかけた原稿にアクセスできます。
あとは書類や帳簿を見ながら、原稿を仕上げたというわけです。
便利な世の中になりました。MacのATOK Padは、optionキーを2回叩くと起動するとか、そういう設定が出来ます。起動も一瞬で、待たされることはありません。非常に手軽に使えます。しかも中身はiPhoneと共有できているという。
もちろん他にも同様のことが出来るソフトはありますが、私はATOKが好きですし、iPhoneでATOKが使えるというのはそれだけでアドバンテージです。
私の使い方ではしょっちゅう出番があるわけでは無いのですが、何かの時には今回のように大活躍してくれることでしょう。
原稿がしっかりと出来上がったので、昨日の不安は解消されました。思ったよりも落ち着いて、予算所会に臨めそうです。