昼間、とある人から電話がありました。なんでも、「価格.com」で値段を調べてほしいと。調べるものは電話機でした。
「価格.com」というのはいろんな製品の価格を集計しているホームページで、かなり有名と言っていいでしょう。セキュリティ関連のあまりよろしくない話題でテレビニュースに登場したこともありました。その「価格.com」、ここを見ると、任意の製品の現在の最安値や平均価格を知ることが出来ます。
私なんかだと、ほしいものがあるとこのページで価格を調べて、「手が出ないなぁ」「もうちょい安ければなぁ」などと悶々としているだけなわけです。ところが冒頭のとある人は、今電気屋にいて、すでに買いたい電話機の前に立っているとのこと。そこの売値と、「価格.com」での価格情報を対比して、納得できれば買う、出来なければ買わないと言うのでした。
そんな使い方もあるんだと、感心してしまいました。「価格.com」に掲載されている値段は、たいてい都心のお店やネットショップの価格を集計したものです。最安値の商品でも、送料や代引き手数料、振込手数料を追加するとそんなに安くなかったりします。安いところはクレジットカードが使えなかったりして、余分にお金がかかるんですよ。
それであるならば、近場の電気屋の価格が高い部類に入っていなければ、故障のときも持っていきやすいし、都合がいいのです。なので、そこを判断するために、私に調査を依頼してきたと。展示されている中から選びぬいた、これこそはという電話機の前から。
結局、高いどころか中の上くらいのなかなか好意的な価格設定だったようで、これで安心して買えるということになりました。なんというか、購入を決定したのは私の労力もあるのですから、電気屋さんからリベートでもいただきたい気分になりますね(笑)
ところで「価格.com」って、携帯電話からもサクサクと見れるのでしょうか。それならとっても便利だなと思うのですが。