本堂で使っている扇風機は、なかなか大きな代物です。
最近はあまり売っていないようですね。もちろん昔から店頭売りはしていなかったように記憶していますけれど。
今使用している扇風機が、大きいだけならともかく、箱にしまうのがすごくめんどくさいのです。ドライバーによるねじ止めが2カ所有り、かなり本格的に解体しないと箱に入りません。これよりも以前に購入したさらにちょっと大きな扇風機は、解体も楽に出来、箱に入れるのも簡単です。なのに、こやつらわっ
4台使用しているので、面倒な作業が4回あるということです。箱の中には箱のサイズ一杯の大きな発泡スチロール2つ入っており、この中に挟み込むようにパーツをはめ込んでいきます。そしてサンドイッチ状にして箱に入れるのですが、箱に対して発泡スチロールがギリギリのサイズのためなかなか入りません。出すときもその逆で、なかなか出てこないし。
毎回ここでいらいらします。いくら温厚な私でもこのときばかりはイライラします。誰だこんな設計したやつは、って。
いつもはあるメーカーのものしか使わないのですが、大きな扇風機の需要が無くなってきて、もう作ってないようなんですよね。それで仕方なくこの扇風機を買ったのですが・・・それからもう何年になるでしょう。そのたびに出し入れしにくくて、出来れば避けたい仕事の筆頭格になっています。
たいした作業じゃないんですよ。1時間ほどもあれば終わるんです。片づけ時の掃除を入れたってそんなに長い時間じゃない。それも年に1度ずつ。
それなのに、これだけの分量の日記にしてしまえるくらいストレスが溜まる構造をしているんだと思ってください。使う人への優しさを感じられない製品なんです。箱にはしまいかたまでちゃんと書いてあるので、オフシーズンには収納することを前提に作ったでしょうに・・・
なんだか不思議な扇風機です。