書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

昨日は暑かった。今日もそこそこ暑かった。

昨日の暑さを思うと、今日の暑さはそれほどでもないですね。そんな静岡県湖西市です。でも、暑いものは暑い。私の仕事部屋は、夏季は西日が長時間入ってきます。ふすまで仕切られた隣の部屋はまだ暮らせる室温なのに、私の部屋はぬるいサウナ。扇風機がうなっていますが、無いよりマシといったところです。


この部屋には真剣に冷房が欲しい・・・
夏季の作業能率が激しく低下するのですが、その大きな原因は、この暑さです。寺務所にはエアコンが入ってますから、そこに行きたいけれど、仕事部屋だと生活部屋が近いので、次女が泣いていないかよく分かるのです。つまり、私が次女が起きるまで番をしているので、嫁さんは長女の相手をしてあげられるという寸法。


お寺って、横に広いんですよ。しかも正太寺は、年代物の庫裏を中心にして、つぎはぎで建物を増築してあるので、生活空間としては使い勝手にやや難があるんですよね。子育てしていると実感します。子ども時代にも、成人してからもなかなか気が付きませんでしたが、この環境で子どもを育てるのは、普通の家庭よりも少し余分に労力がかかっていそうな気がします。


まあそれはともかく。感じ方の問題かも知れませんし。
寺務所のエアコンが優れものなのです。もう10年以上使っています。たぶんね、省エネ化がぐっと進んだ年の前年ぐらいに買っているので、買い換えれば電気使用量が節約出来そうなのですが、とはいえまとまったお金を使うのは思い切りがいるので、なかなか買い換えには至りません。8畳間ですからバカ高くはないはずですが。最近の広いリビング用のは、高いですよねぇ。


優れものの理由は、その効き具合。夏場はそこそこ効きます。冷えるまでにちょっと時間がかかりますが、その部屋に入ると生き返ります。
冬場はさっぱり効きません。30度に設定しても冷える冷える。これは明らかに劣化してます。部屋に入った瞬間こそ暖かさを感じますが、すぐに、足下から冷えてくるのが分かります。長時間いたら凍えます。暖房が入っているというのに。結局、冬場はファンヒーターを持ち込むわけです。どっちが節約なのかな。


正太寺の本堂の屋根は平らなのですが、そこにソーラーパネルを敷き詰めたら、お寺で使う電気はすべて賄えそうと言う話を、親戚の電気屋でしてきました。200万円ぐらいって言ったかな。施設例で市内のどこかの屋根の写真がありましたが、会社みたいで、それは500万円って書いてありました。さすがに500万円ではいつ元が取れるか分かりません。でも200万円なら、数年で元が取れるかも。ほんとうに電気を全部賄えれば、ですが。


今度真剣に計算してみようかなぁ。太陽エネルギーだけでお寺の電気を賄えれば、それだけエネルギー資源の消費を抑えることになるんですから。今支払っている電気代分のローンで、数年で完済出来るぐらいなら、やれそうですよね。ただ問題は、東海地震。どれだけの被害が出るか分かりませんが、出来れば地震が来てから付けたいというのが本音です。そういうお寺さん、県内には多そうな気がします。