書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

怖い話を一つ

昨日の日記を書き忘れました。しまった。お昼頃には思い出したのでそれから書こうかと思ったのですが、誠実に生きることにしました。


というわけで、花がらの片づけのお話です。花がらというのは業界用語になるのでしょうか。お墓にお参りに行ってお花をあげると、古いお花が出ますよね。それが花がらです。湖西市仏教会では昨年、花がらは各自持ち帰っていただくことにするという申し合わせがなされたのですが、正太寺ではそういうわけにもいかず、今まで通り回収しているのです。回収して環境センターに持ち込みます。その作業を今日はしたと。


週の初め頃にやる予定だったのですが延び延びになっていて、だいぶ山盛りたまってしまいました。山盛りになった回収かごを二人がかりで持ち上げ、軽トラックの荷台にあけます。それをかごの数だけ繰り返します。いくつだろう。1、2、3、、、13個だ。小が7個。中が1個。大が5個。大はかなり大きいです。それに山盛り花がらが入っています。


花がらと一緒にビニール袋や、お花をお店で買ったときについてくるセロハンなども一緒に入っています。施設で焼却処分するのでビニール類はよろしくありません。仕分けしきれないので看板を数カ所設置してお花以外はいれないようにお願いしているのですが、なかなか徹底されません。きっと気づかれてないんだろうなぁ・・・自分だって気づくかどうか・・・目立つ看板だとは思うのですが、人間の行動パターンを考えると気づかない可能性も高いですね。設置して3年ぐらいになるのですが効果はいまいちですから(汗)


ビニールだけならまあ、誤差ということでねじこんでしまえばいいのですが(もちろん可能な限り取り除きますから、ごく少量のはずです。施設の設備はそれぐらいは対処できるようにできてるという話です)、中には空き缶や瓶類、お花見のシーズンにはお弁当箱まで入ってたりします・・・それはさすがにあきれます。お墓にお供物としてあげたものの空き缶などでしょうけれど、そういうものをどう処分していいのかわからないのかもしれませんけれど、、、だからといってお花と一緒に入れないでー


一通り愚痴ったところで、本題の怖い話。
かごをひっくり返したら、アリの巣があったんです。
アリの巣が。
どこにって。
花がらの中に。
たまごたくさん。
びっくりしたアリたちが、たまごを持って右往左往。手についたのがかみついてイテテテテ
つまり軽トラの荷台はアリだらけ。


小さな虫に弱い私にとって、あれは恐怖です。小さいのって、体の隅々まで這い回りそうな気がしませんか?それを想像しただけでもう無理無理無理無理。


実際はある程度までは平気ですけどね。さすがに巣が丸ごと一個は参りました。救出は無理なので、成仏してください。お願いします・・・