書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

花ガラを片付けるのも一苦労の季節です

雨がぽつぽつ降る中、花ガラを片付けました。いつも通り、墓地の各所にある花ガラ入れを軽トラの荷台にあけて山積みにし、それを環境センターへ運び込みます。
荷台にビニールシートを敷いておくと、ビニールシートを引っ張るだけで上に積まれた花ガラが一緒にずり落ちてくるので、かなりの量の花ガラを積んでも簡単に降ろすことが出来ます。ですから、大変なのは荷台に積む作業です。


花ガラ入れに使っているカゴ自体が重いために乗せるのに一苦労。
この時期は虫がカゴの下に住み着いて、それにビビリながら一苦労。ムカデ在中。ゴキブリは飛びます飛び道具は卑怯です。
花ガラの中には、時折蟻の巣があります。花しか入ってないのに、蟻の巣が出来るんですよ。荷台にドサッとあけると、蟻たちがたまごを抱えて右往左往している姿が現れます。シャレになりません。


ムカデのサイズも並ではなく、山のムカデはでかいです、太いです、刺されたときのことは考えたくありません。
そして謎の白い粉。花ガラに入れられた花の葉にまだら状に白い粉が付着しているのですが、
これ、実は虫なんです。粉に見えて虫。我が家では網戸にもへばりついてます。
昔は自前の焼却炉(コンクリートブロックを積んで作った)で花ガラを燃やしていましたから、「その灰が風で舞って網戸に付いたのかなー」なんて思っていたら大間違い。立派な虫でした。しかも灰のごとくに舞います。たぶん、鼻から吸い込んでます。うわぁい。


修行のおかげか(それとも年のせいか)いろんなことに動じにくくなっているんですが、飛び道具はダメです。飛んでくる虫は苦手なままです。蜂、怖い。(子どもの頃に頭を2、3カ所刺されてからトラウマ)


そんな環境での作業でしたが、今日一番のビビリは意外にも環境センターで発生しました。
軽トラの荷台って、普段は上の空いた箱状になってますが、壁の部分が倒せるじゃないですか、荷物乗せ降ろししやすいように。大きなダンプでも同じですけど。
花ガラを降ろす時はその壁の部分を倒すのですが、降ろし終わって、壁を立てて、ロックをがちゃんとかけたら、ムカデが、大きいのが、手元に。
ちょうつがいのところにはまりこんでもがいてました・・・


ゴム手袋を着けているので簡単には刺されませんけれど、手元にいるとビビリます。思わず「おわっ」って言ってしまいました。その後ムカデさんには早々にお引き取り願いました。


こんな状況での花ガラ集めは、まだしばらく続きます。梅雨時がピークで、真夏の間もいろいろ出ます。秋にはコオロギが出ますが、危険度は減ってきます。コオロギならビビリません。
夏、大好きです。
でも、花ガラ集めは苦手です。