書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ぐるり入出一周の旅

昨日作った暮れのお経回りの案内を、自転車で入出を一周しながら配ってきました。11月中旬とは思えない暑さで、すごく疲れました。

今回は妻と二人で出かけましたよ。檀家さんの家を覚えるきっかけがなかなかない中、たまたま妻の仕事の手が空いたので。一緒に行くと言ってくれたのが嬉しかったです。

ほとんどの家が分からないので手分けで配れるわけではありませんから、むしろ所要時間は長くなります。でもどこかのタイミングで乗り越えていかなきゃならない問題ですからね。充実した時間でした。

大体2時間半。一人で回っても2時間はかかるので、思ったよりも手早く終わった印象です。私は電動アシスト自転車、妻は普通の自転車なので、どこかで喧嘩が勃発してもおかしくないのに。ありがとう。

ばっちり準備をしておいたはずなのに、郵便局に頼らないと配れないところが2通も混ざっていました。昨日の時点で郵便局に持ち込めるように外しておいたはずだったのですが、なぜでしょうねぇ。封筒の封をしながら、自転車で配りやすいように並び替えをしていたのですが、途中で頭の中がまとまらなくなるぐらい集中力が切れた時間帯がありました。あの時にやらかしたのかな。

これで、しばらくは日程変更の電話がじゃんじゃんかかってくることになります。それに加えて、お盆は30軒ほどの方が感染症対策でお寺での読経を希望されたのですが、今回はどの程度の方がその判断をするのか、気になります。

今日、静岡県はかなりの数の感染者が判明しました。浜松市内で油断していれば、どこかでうつってもおかしくない状態になりつつあります。行政はすでに蔓延期に入ったとして注意を呼びかけていますし。

一番危ないのは食事タイムだと思うのですよね。常にマスクをつけ続けるのは辛いですが、喋る時には極力つけた方が良さそうです。これは、自分から誰かにうつさないための行動ですから、自分がうつらないためには、マスク無しでしゃべり続ける人が店内に現れたら逃げるしかないです。

新型コロナはただの風邪と変わらないと言う人もいますが、感染力は明らかに強い。風邪でも死に至る可能性はそこそこにあるのですが、その説を受け入れたとしても、新型コロナの方が死んでしまう可能性はより高いことになります。うつりやすいんですから。

自分が一人でできる対策は、うつさない行動だけです。うつらない行動は、周囲の人の協力が欠かせません。マスクができない体質でないならば、極力マスクはしていて欲しいなぁと、思います。私の場合、高齢の檀家さんに中継してしまう可能性が高いですから。

その辺りを気をつけていれば、東京や北海道、大阪はともかく、大半の地域に出かけることはいまだに安全であると思います。とにかく、危険から逃げることを徹底しましょう。

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順調に仕事が進むと、不安になる

暮れのお檀家回りの案内を封筒詰めしました。なかなか時間のかかる作業です。最後にセロテープで封をする行程にかかる時間を何とかして短縮したいけど、妙案浮かばず。

封筒には、水をつけると糊になるアレが塗られているんですけど、どうやって使うんですか?指で水をつけたら封筒がふにょふにょになった経験しかないんですけど。

いずれにせよ、順調です。

順調だと、心配になります。不謹慎ではありますが、何か電話が鳴りそうで。

それが怖くてこの段階までくるとわき目もふらずに仕事に集中するようになります。何かが起こった時点で、発送までのスケジュールが大幅に変更になってしまいますから。

今回の郵便物も、郵便物として投函するのは極一部で、大半は自転車で配って回ります。1万円強も節約できるのですから、これは大きい。真冬になったらちょっと考えちゃいますが、今の気温なら何らためらいはないです。

今日は封筒詰めして、投函する分を郵便局に持ち込むところまで出来ました。手配りする分は明日です。2時間はかかるので、無理でした。でも結果的に、配達される分と手配りする分が同じ日に届くことになります。そこにこだわりはないけれど、良かったんじゃないかな。

郵便の翌日配達も将来的には無くなるという話を報道で目にした覚えがありますが、あれは本決まりだったのでしょうか。速達の意味合いがグッと増すようになりますが、書類の電子化に拍車がかかる要因にもなりそうです。いろいろ変わっていきますね。

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おときの予定表、完成

今週末あたりに発送予定としている暮れのおときの予定表が出来上がりました。今年は12月中に予定が入り乱れていて、うまく行程を組むのに苦労しました。お盆の時はもっとすんなり出来たのになぁ。

春秋のお彼岸にお檀家回りをしない正太寺ですが、年末は回るんです。これは結構珍しいパターンかもしれません。近隣のお寺では聞かないです。お彼岸も年末も回りというお寺は聞いたような覚えがありますが。真似しようにも体がもたないと思われます。

暮れのおときに回っている間にだんだんと気温が下がっていって、年末の雰囲気が増していきます。コロナ対策をしながらですが、湖西市は近隣と比べても格段に落ち着いているので、少しは安心できるでしょうか。もちろん、手抜かりはできませんけれども。

お盆の時のように、訪問の代わりにお寺でお経をあげるという選択肢も提示しますが、どうなるかな。お盆の時は30軒ほどでした。思ったよりも少なかったです。半分ぐらいあってもおかしく無いと予想していました。

今回は、感染者数だけで言えば、6月のお盆の時よりも遥かに多いのですよね。Google検索で「コロナ 感染者数」と調べると、1日あたりの感染者数の推移を表したグラフが表示されます。

www.google.com

6月なんて、全国的にもほぼ収まっていたような時期。8月のお盆の時は結構感染者が出ていましたが、それでも、お盆行事でクラスター発生というのは聞かなかったです。

お盆行事をかなり工夫して実施した成果でもあります。

今は、湖西市としては安心していられる状況にはありますが、全国的には第三波と言われているほどです。第二波は8月の上旬がピークだったようにグラフからは読み取れます。今回はどうでしょうか。

そんな空気感の中、お檀家さんは和尚の訪問をどう判断なさるかなぁ。

毎年恒例正月三が日に檀家さんとお勤めする朝のお勤めや、その後の初どき。実施していいものかどうか、暮れどきの訪問を受け入れてくれる方の割合も、判断材料になりそうです。ああでも、三が日はちょっと密な感じがあるから、ひとりぼっちでやった方がいいのかな。寂しい…

明日以降、印刷と封筒詰めして発送です。予定も空いているので、少し早めに投函できるかも。お檀家の皆様、もうしばらくお待ちください。

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友人の子どもが劇団をやってると聞いて

12の劇団が次々とショートストーリー的な内容をリアルタイム配信でお届けすると聞いて、チケットを買ってみました。

それもすでに当日。11時ごろに聞いて、チケット販売は12時まで、と。千円なので、友人の子どもがやるのならと。

演劇方面には一切アンテナを張っていない私が、なぜそのことを知ったかというと、山の上を使わせて欲しい、と依頼を受けたからです。今日の18時ごろに出番なのに、11時に場所を探しているというのがなんとも素晴らしい勢いで、感心しました。若さですよ。私の年でそんなことをしたら、胃が痛くてとても当日まで体が持ちません。

劇はおよそ7分。彼らの劇は車の中で完結するというような話でした。7分だけなのでと別のところで油断して練習していたら、職務質問を受けたといいます。

これはまずい、と。

本番中に職務質問なんて、それはそれで話題になりそうですが、お笑いを目指すのでなければ畑違いです。

彼らの願いを断る理由もないので、どうぞどうぞと。それからチケットを買って、事前のお試しタイムでZoomでつないで。

そう、Zoomのウェビナー機能を使って配信するんですって。私の周りではZoomミーティングをする機会がないので、久しぶりのZoomです。

16時から配信開始なので、10分ぐらい前からつないで、今配信直前のやりとりを眺めています。面白い。あと2分。

ちなみに、詳細はこちら。

679.jp

彼らの出番まではだいぶあるので、仕事しながら横目で眺めようと思います。いや、でも、本気の演劇ですからね。横目で見るだけでは済まないだろうなぁ。

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子どもたちの発表会にて

私が子どもの頃には学習発表会と呼んでいた行事が、開催されました。コロナ対策で、学年ごとに保護者が入れ替わります。子どもたちも、観客にはなりません。

ただ、事前のリハーサルは全学年でやったようで、内容を見ることはできたそうです。その話を晩御飯の最中に話し込まれても、全然理解できないしネタバレだし、ちょっとは考えてくれよ将来の弟子。

毎年、すべての児童にそれぞれ出番が割り振られていて、先生の苦労が偲ばれます。先生は児童が大切だからみんなに役を割り振りたくてしょうがなくてやってると信じてます。子ども達を愛してくれてありがとうございます。

小学生の二人の我が子たちは、それぞれに昨年よりも堂々としていて、発表会中の動きにも成長を感じました。特に息子は、準備と片付けの時の動きが、やっているふりが見事で、血の繋がりを感じました。

それに比べて娘の積極性は素晴らしい。親バカでいられることが誇らしい。

他の学年の発表を見ることが出来なかったのは残念です。また、児童会によるオープニングセレモニーも毎年素敵なので、それを見れなかったのも残念。今日は学年ごとに入れ替わりだから、そもそもなかったとは思うのですが、全校リハーサルの時にはあったのかな。聞いてみないと。

今年の学校行事も、残すはマラソン大会のみとなりました。早速週明けから、マラソン大会に向けて朝マラソンが始まります。二人とも走るのは得意ではないけれど、頑張る気持ちと、負けん気は常に持ち続けて欲しいので、そうした気持ちが育つようなマラソン大会になるといいなと思っています。

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長い待ち時間を覚悟して

目医者さんに来ています。予約の日には坂東にいたので、久しぶりに初診の時と同じ待ち時間を覚悟してきました。第一駐車場が満車だったらやめて帰ろうかとも思ったのですが、最後の一枠にとまれてしまいました。

車で片道30分ぐらいかかるので、日を改めるよりは所要時間が短そうです。

待合室にはいると、意外に座る席がありました。予約以外の患者さんが少な目?2時間ぐらいで出れることを期待してしまいます。

私の場合は待ち時間にやれることがあるので、そんなに嫌いではありません。目医者さんなので、他の患者さんの風邪を拾ったりもしませんし、コロナ禍のおかげと言っていいと思うのですが、体調の悪い人は来ませんから、安心。

今日は趣味のブログも更新したいので、書くことたくさん。待ち時間歓迎です。でも2時間以上かかるのはちょっと勘弁。病院じゃないんですから・・・

斜位の治療を受けているつもりなのですが、これ以上悪化しないか観察しているような状況になっています。斜視ならば手術も選択肢にあがるのかもしれませんが、調べてみたら、私の斜位の程度は、斜視を手術で治療して、うまく行った時ぐらいの状態らしいのです。

先生は治ると思ってくれているので通っていますが、昨日、あることを思い出したのです。

子どもの頃から、目の力を抜くと、目に見えている像が二つに分かれたことを。

今はそこで目に力を入れきれないといいますか、グッと像を寄せられないんです。ということは、これって、生まれつき。目のコントロールが出来なくなっているのは、筋力の低下。その理由は、老化・・・

いまさら先生に相談できないなあ。だってもう、数年通ってるんですよ。その間、先生はずっと治そうとしてくれていたわけで。

どうしようか。目の筋力トレーニングが近道に思えます。VRでゲームしていて視力が回復した事例を知っているので、その手を真剣に追求しようか。他に思いつかないし。

一日に何時間も、それを半年続けた事例なので、そのままでは真似できません。そもそもVRでも像が分かれるので、なかなかゲームもしづらくて。斜位矯正用のゲームとか、早く登場して欲しいですね。悩んでいる人、多いと思うんですけど。

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出張からの帰還

昨夜22時半頃、坂東出張から帰還しました。今回下見した札所はかなり見どころが多く、募集チラシをしっかり作れば興味を持ってもらえそうです。

ただ、問題は、コロナだ。

重症者数はそんなに増えていないようですし、死亡された方の人数も、地方部ではほとんど出ていないことを考えると、そろそろ正しく恐れることが板についてきたのかな、という感はあります。

感染予防と拡大予防をしっかりして。体調が悪い時に感染したら重症化リスクが高まるので、極力外出しない。従来の風邪でもこじらせて亡くなる方が少なくなかったことを考えれば、今とっている対策が限界値ではなかろうか、と。そもそも一個人にできることには限界がありますから。

私もTwitter上で、そもそもコロナは風邪と同じで今の状況は異常だと認識している方にリプライをいただいたことがあるので、世の中の平均から見ればコロナ脳と呼ばれている方達の方に近い立場を取っているかもしれません。

私が接するのは高齢の方が多いですから、自然と慎重な対応になるわけで、これでコロナ脳と言われても困るわけですれど、まあしょうがない。Twitter上でそんなバックグラウンドまで見てくれる人は少数派でしょう。

無症状と分類される方も多いですが、一方で味覚臭覚に異常を感じるなどの症状の方もそれなりにいて、短くとも数ヶ月単位で後遺症に苦しめられる聞くと、うつりたくはないですよね。軽症も範囲が広く、39度の熱が10日続いても、肺炎にならなければ軽症ですから。一人暮らしだったら死にかねない。家族がいる環境で自宅療養になったら、家族の負担も相当のものなりますし、そもそも仕事や学業に支障が非常に大きい。

そんなものを広める元にはなりたくないですから、拡大予防をするし、そもそも感染しないために感染予防もする。そんな当たり前の感覚でマスクをつけ、消毒をしているだけだし、呼びかけをしているわけです。

インフルエンザでも風邪でも人は死ぬよと言われても、そちらも同じように予防をするのは当たり前で。つまりは同じように対応しているだけですよね。死にたくないし、死なせたくない。難しい議論が必要な話題ではありません。

でもそんなふうにして、ウィルスとの戦い以外にも色々と発生する世の中で、今、旅行に行きましょうと誘っても、なかなか乗り気になってくれる人は少なそうです。

でも、西国の巡礼を終え、坂東に取り掛かり、数年後には秩父にも取り組み、夢の百観音までの道筋が見えて喜んでいる方もいるわけで、私としては実現の方向へ進んでいくしかありません。それでもし、人数が集まらなければ、また時期を改めてお誘いをするまで。参加者の年齢を考えると焦る気持ちもありますが。

西国を巡礼している間も、3年がかりでしたから、巡礼仲間が病気になったり急逝するなどして、順調に見えて波乱もありました。坂東の巡礼を始めて、観光地としての魅力が西国と比べるとどうしても敵わない中、巡礼に対する想いだけで参加者のモチベーションを維持することの難しさを感じていたところに、新型コロナの大流行。

21世紀になって四半世紀が過ぎようとしているのに、新しいウィルスに対して人間も社会もこんなにも脆弱だったのかと見せつけられています。こんな時に心の支えになるはずの巡礼すらも行えないというのは、想定すらしていませんでした。

その状況に合わせた信仰の持ち方というのはもちろんあるわけで、それを推進していく立場に私はあります。でもまだ巡礼を諦める場面ではないかなと、考えています。これぐらいでは諦めませんよ、私は。

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