書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

軽トラック沈黙す

今日も朝から草刈り。午前中に第二駐車場の草刈りを終え、午後から草を片づけて今週はひとまずここまでにしようか、というところまできました。金曜からしばらく雨続きの予報ですしね。


軽トラックに草を積みながら、草を掃き集めた山に向かってちょこちょこと車を移動させると、歩く距離が短くなって楽ちんです。当たり前です。


お寺から軽トラで出発し、草を一山積んだところで、軽トラをちょこっと動かそうとしたら、あら不思議。エンジンがかかりません。


セルは勢いよく回るし、バッテリーは10月に変えたばかりだし、後は何が原因かなと考えても答えが見つからないので、とりあえずバッテリーの問題かを確認するために、別の車を持ってきて、ケーブルで繋いでみました。


結果、動かず。ちゃんと繋げているはずなので、きっとバッテリーは原因ではない。


それからしばらくセルを回していてもにっちもさっちも行かないので、いつも軽トラのメンテを頼んでいる車屋さんに救援要請をして、待ち時間にこの日記を書いているという案配です。


JAFでもいいんですど、自宅にいるわけですからね、JAFさんは外で困っている人のところへ行ってもらった方が、というわけで。


これで車屋さんがきて、結局バッテリーが原因であっさり動いたりするものなんですよ。それを期待しています。


ただ、いままでもこういうことはあったんです。クラッチ切って負荷を減らし、アクセルをあおり続けるとなんとかエンジン始動して、しばらく動かしておけば当分は大丈夫、という具合で。登録が平成3年ですので、もうすぐ30年。壊れることがあっても不思議ではありません。ダンプなので中古車市場になかなか出回らないんですよね。新車はとても高いので買えないし。


直ってほしいなぁ。直らないと、作務が極端に大変になってしまいます。

ミヤマツツジの空撮映像公開しました

正太寺のWebサイト「正太寺てんぷる」において、ミヤマツツジの空撮映像を公開しました。

www.youtube.com

だいぶお花見客が増えてきましたので、そろそろ公式情報としての開花情報の発信が必要なタイミングかな、と。今年は昨年購入したMavic Miniで撮影しました。一昨年はPhantom4 、昨年はMaciv Airとちょっとずつ機体が変わっています。今回は初のHD画質。今まで4Kでしたのでだいぶ解像度が落ちたことになります。Phantom4はまだ手元にあるので飛ばせるのですが、充電池が空っぽだったもので飛べませんでした。しばらく飛ばしてないからなぁ。

サイズ的にはMavic Miniは大変気軽ですが、一度飛び立ってしまえばPhantom4の方が楽ですね。安定度が違います。ホバリングで同じ場所をキープできる風の強さが段違い。でもプロペラをいちいちつけなきゃいけないし、そもそも大きいし。Mavic Miniを知ってしまうと気軽ではないんですよね。

今まで4Kで撮影していて感じたのは、結局ツツジの美しさは表現できない、ということ。間近で撮影するわけではないので、4Kでもまだまだ足りない。それならHDでも大差ないかな、と。ちなみに、Mavic Airは撮影後に色の調整が必要でしたが、Mavic Miniは調整無しで雰囲気が伝えられていると思います。どうでしょうか。

上空から見てみると、まだまだ花がついていない木がたくさんあります。花も葉もついていない木は、ミヤマツツジか桜のどちらかです。満開時を想像してみてください。ゾクゾクしませんか?未見の方は是非一度お越しください。

ちなみに、この山の維持に、境内清掃も併せて庭師さんに年間350万円ほどお支払いしています。年によって変動はありますが、最近はだいたいこれぐらいの金額になることが多いです。これがどういう金額かというと、昨年の赤字が約300万円といえば、正太寺にとってどれほどの負担かというのがお分かりいただけるかと。

普通の企業だと、赤字の場合は税金が安くなったり無くなったりしますが(法人市民税とか固定で発生するものがあるから、ゼロにはならないですよね?)、曹洞宗への宗費はそんなことは一切関係なく、曹洞宗がお寺の檀家数や立地、資産から算出した金額を請求されます。辛いです。

というわけで、正太寺のミヤマツツジをこの先も見続けたいかい、どうかご寄付をお願いします。一度お電話かメールにて、お知らせください。口座番号を載せるのはあからさまな気がして、ちょっと気が引けます。いや、ここに書いた時点であからさまなんですが。

info@shotaiji.or.jp

053-578-0049

まで、是非。

お彼岸も今日まで

今日に至るまで、アルコール消毒液を用意できませんでした。どこのお店でも見かけないんですけど、アルコール消毒液専門の購入部隊でもいるんでしょうか。


4月第1日曜日のお祭りまでには欲しいなぁと思ってますが、どうなることやら。ネットで買うのも使用期限がしっかりしていればいいですけど、品薄時は何が届くかわかりませんから・・・


お墓参りはバケツなどの共用物があっても屋外保管のためウィルスが残存しにくいから、まぁ安全と言えると思います。位牌堂で線香をつける時に使うライターが心配なので、位牌堂を出る際に手指の消毒ができればと思ったのですが、手には入らないものは仕方ありません。


こう言うときは、設備の整っていない屋外トイレも辛いなぁ、と。ハンドソープを置くスペースもないのです。


お祭りの際も、基本的にはクラスターが発生する要素がないように、というか要素がないので例年通りにお勤めしますが、手指の消毒ができる体制が整えばよりベターであるよなぁと思ってます。


お祭りの最後に40名の役員さんとともに本堂でご祈祷をするのですが、このときがちょっと心配。換気も良いですし、間隔も開けられると思います。時間も20分ぐらいなので、よっぽど大丈夫なはずですが、でも心配。先に帰ってもらって、ひとりぼっちでご祈祷するべきかと悩んでいます。これは当日決めればいいので、まだまだ時間がありますけどね。


ともかく手指の消毒の手段を確保したいな。少しでも安全に執り行いたいと思います。

連戦にはダメージがつきもの

金曜から法要・法事の連戦です。そして明日はお役僧が入りました。普通のお坊さんには平気かもしれませんが、年々のどの耐久度の下がっている私にはそろそろ間を入れたいタイミング。

切らしていた響声破笛丸がAmazonから届けられたので、これで少しは喉を癒すことができるかも。放置するとすぐに風邪につながってしまいます。晩方、コホコホと軽い咳が2、3度出ましたから、要注意。

こんな時に本来なら頼りになるのがマスクです。しかし、我が家もマスクの在庫は潤沢ではありません。相変わらず市場在庫が回復しない状況ですので、何とかマスクなしで喉の回復を目指しています。

もちろん、風邪になりそうだと察知した瞬間にマスクは登場させます。咳が出るようになったら法事も何もできなくなってしまいます。師匠がいてくれるから正太寺としては何とか回っていくでしょうが、師匠だっていつ体調を崩すかわかりません。とにかく、普段よりもナーバスなほどに慎重になっています。

葬儀ができなくて隣寺の住職に頼むというのは今までも想定していましたが、法事となると話が変わってきます。通常法事は土日に行われます。頼るべき隣寺、近隣寺院においてもそれは同じ。咳が出るからと法事の代行を気軽に頼める状況にはありません。代わりが見つからない可能性も高いのです。

まずは風邪をひかないこと。今までなら無理して勤めることは美徳とされる部分もありましたが、今この状況においては真逆の評価となります。とにかく風邪をひかないこと。

それでも、体調を維持し続けるというのは難しいものです。不可抗力的に風邪をひくこともあります。そうした場合に、代行が見つからなかったらどうしたら良いか。唯一思いつくのはテレビ電話の活用。施主家に集まったご親族の誰かしらはスマホを使っているでしょうから、その画面に私が登場するわけです。

スマホの画面ですから決して大きくはありませんが。位牌堂にて年回法要を勤める姿をお届けする。もうそれぐらいしか思いつかないんです。それができる可能性があるだけでも、技術の進化にありがとうと言いたいぐらい。

実際にそんな事態にならないのが一番ですけれどもね。備えは大切です。今のところはこんな方法しか思いつきませんが、常時考えていますので、いつか良い方法が見つかるかもしれません。この日記をご覧の方で、こんな方法なら許容できる、というようなものがあれば、是非コメントいただければと思います。周りのお寺さんにも広報しまくります。

春です。春です。

先週の寒さから一転し、今週末は暖か。確実に春が来たと言える陽気です。週間天気予報を見ても、この先一番最高気温が低い日でも13度。その日以外は軒並み15度以上ですから、春、ですよ。

ヤマツツジも随分と咲いてしまい、お花見のお客さんもご機嫌なようです。でも時期がちょっと早いんですよね。4月のお祭りまでは花がもたないかな、と心配になります。

来年は、こんなにきれいにお花を見れないかもしれません。庭師さんへの支払いが滞りかねない状況ですので、来年は荒れた山になっているかもしれません。

まあそれはそれ、仕方のないことです。荒れたまま放置できることになったら、とっても楽になるなぁ、なんて考えてしまっています。山頂の墓地へのルートだけは確保しないといけませんけど、それ以外は何もなしでも、お寺の基本機能は果たせるわけですし。

とりあえず給料の心配をすることがほぼなくなります。それだけでもありがたい。子どもたちが無事に成長できるということですし、高等教育を受けさせることもできます。弟子の育成には学校以外にもお金がかかります。それらが安心して支出できるなんて、山を放棄する以外に手段が思いつきません。

投資するにも、FXやるにも、元手がないんですから。お金がある時期があれば挑戦もできますが、そんな時期は記憶にありません。

ああ、またグチになってしまった。

春ですよ。春。

陽気に誘われて数年前に買ったカメラを引っ張り出して、撮影したのが冒頭の写真です。動く被写体を撮るのは至難の技、少なくとも私にはできないというぐらい扱いづらいカメラですが、綺麗に撮れると本当に綺麗で、時々思い出したようにこのカメラに挑戦しています。

こうして集中している瞬間は、坐禅と同じです。他の何にも邪魔されない瞬間です。大切にしていきたいですね。

さあ、春だ。ひとまず将来の不安は首を振って吹き飛ばして、体を動かそう。それがきっと、良いことにつながるはずですから。

観音懺法

湖西市北部曹洞宗寺院にとって、お彼岸のお中日といえば観音懺法。年に2回の両彼岸に合わせ、組寺6ヶ寺の檀家さん各家のご先祖様を観音懺法というひたすら謝りまくる法要を勤める功徳によってご供養します。


世間では永代供養がもてはやされていますし、正太寺でも希望によって受付をしていますが、実はこの両彼岸の観音懺法が続く限り、永代供養されているんです。墓じまいしようと家系が絶えようとも。


だからお檀家さん方には安心していただきたいのですが、なかなかこれをもって永代供養されているという実感が湧きにくいようです。残念。組寺の全お檀家さんにお知らせして、6ヶ寺で順番に会場を移して勤める観音懺法に毎回お参りしてもらえばかなり実感が湧くと思いますが、お焼香の時間がとんでもないことになりそうで、組寺のみなさんに提案するには至っていません。


ですので、参列するのは、最近ご新盆を終えられた方たち。6ヶ寺両彼岸、都合3年に一度会場が回ってくるので、前回会場になって以降に亡くなられた方を観音懺法による永代供養の列に加えるようになっています。そのご家族に声をかけてお参りしてもらっている、というわけです。


まともにやると3時間はかかろうかという法要ですので、時間短縮の策をいろいろと講じて、現在では1時間ほどで終わります。それでも長い法要です。参列するにも体力が必要。みなさんどうぞおまいりくださいと気軽に誘えないのには、そうしたことも関係しています。長すぎ、二度と来るか、とは思われたくないんです。


今年もその観音懺法を無事に勤め終えました。お拝の回数が多いので、たいてい翌日は筋肉痛になります。明日が心配です。


お彼岸も残すところあと三日。今年はいろいろありますがお参りに出かけられそうな方はどうぞお参りください。出られない方は自宅のお仏壇やご実家、親戚のお仏壇の方向を向いて手を合わせてもらえればと思います。

第二駐車場の草刈りに取りかかる

終わらない!

全然終わらない!

刃は欠けてきた!

もう半分以上欠けているので、交換しないといけません。予備は一枚あるので問題ありませんが、消耗が激しいな。

ともかく跳ね石で顔が痛いので、Facebookで教えていただいたフェイスガードなるものを求めて、午後からカインズホーム志都呂店まで行ってきました。カインズブランドのフェイスガードのみ置いてあるようでしたが、性能に問題はないでしょうから買ってきました。

www.cainz.com

メッシュとポリカーボネートのカードが付属していて、使い分けられるようになっています。第二駐車場は土の部分がほとんどないので、メッシュで十分防げそうな気がします。視界はポリカーボネートの方が良さそうですけれど、傷がつき出したらどちらも同じかな。

帽子と同時に使えないのでちょっと悩ましい。作務タオルかな。曹洞宗の修行用語で、頭にタオルを巻いた状態のことを言います。作務衣と並んで作務には必須のアイテムです。草刈りに作務衣は向いていませんけどもね。

先日も書いたように、今は古いジーパンを履いて草刈りをしています。生地が丈夫なのは良いのですが、ポケットに小石が入ります。砕石を敷いた場所ばかり草刈りをしているせいですけれど。ツナギとかならポケットに蓋がつきますよね。今、蓋の付いたポケットが欲しくてたまりません。

ツナギなら経費で買えると思いますが、例によって正太寺のお財布には余裕がないので買えません。個人で買うにしてもキャンプ用品につぎ込んでしまって将来の子どもの学費貯金がうまく進まなくなっているのでツナギを買っている場合ではありません。古いジーパンで上等です。

昨夜は新型のiPad Proが発表されて、初代iPad Pro使いとしてはとても気になりますが、やっぱり高いですねー。初代は4年と4ヶ月近く使っていますが、重たい作業はさすがに厳しくなってきました。最近のiPad Proなら4Kの動画編集も現実的なようですので、やってみたいなと思うんですけれど、それは結局PCなりMacなりの方が手早く作業できる気がして、じゃあ他の用途はというとそこまで高性能じゃなくてもこなせちゃうんですよ。大変切ないですね。