書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

連戦にはダメージがつきもの

金曜から法要・法事の連戦です。そして明日はお役僧が入りました。普通のお坊さんには平気かもしれませんが、年々のどの耐久度の下がっている私にはそろそろ間を入れたいタイミング。

切らしていた響声破笛丸がAmazonから届けられたので、これで少しは喉を癒すことができるかも。放置するとすぐに風邪につながってしまいます。晩方、コホコホと軽い咳が2、3度出ましたから、要注意。

こんな時に本来なら頼りになるのがマスクです。しかし、我が家もマスクの在庫は潤沢ではありません。相変わらず市場在庫が回復しない状況ですので、何とかマスクなしで喉の回復を目指しています。

もちろん、風邪になりそうだと察知した瞬間にマスクは登場させます。咳が出るようになったら法事も何もできなくなってしまいます。師匠がいてくれるから正太寺としては何とか回っていくでしょうが、師匠だっていつ体調を崩すかわかりません。とにかく、普段よりもナーバスなほどに慎重になっています。

葬儀ができなくて隣寺の住職に頼むというのは今までも想定していましたが、法事となると話が変わってきます。通常法事は土日に行われます。頼るべき隣寺、近隣寺院においてもそれは同じ。咳が出るからと法事の代行を気軽に頼める状況にはありません。代わりが見つからない可能性も高いのです。

まずは風邪をひかないこと。今までなら無理して勤めることは美徳とされる部分もありましたが、今この状況においては真逆の評価となります。とにかく風邪をひかないこと。

それでも、体調を維持し続けるというのは難しいものです。不可抗力的に風邪をひくこともあります。そうした場合に、代行が見つからなかったらどうしたら良いか。唯一思いつくのはテレビ電話の活用。施主家に集まったご親族の誰かしらはスマホを使っているでしょうから、その画面に私が登場するわけです。

スマホの画面ですから決して大きくはありませんが。位牌堂にて年回法要を勤める姿をお届けする。もうそれぐらいしか思いつかないんです。それができる可能性があるだけでも、技術の進化にありがとうと言いたいぐらい。

実際にそんな事態にならないのが一番ですけれどもね。備えは大切です。今のところはこんな方法しか思いつきませんが、常時考えていますので、いつか良い方法が見つかるかもしれません。この日記をご覧の方で、こんな方法なら許容できる、というようなものがあれば、是非コメントいただければと思います。周りのお寺さんにも広報しまくります。