書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

忍び寄る睡魔に一切気づかなかった

下痢しながら過ごしていました。完全に下したわけではないのですが、ずっと調子悪く。法要前にストッパを飲んで凌いだり。

そんな日の午後、エクセルの画面と睨めっこしていました。300件ほどのデータを点検するだけのことなのですが、気づいた時には来客の知らせで起こされました。

寝ていたんです。

眠気に耐えられなくと机に肘をついたりして寝る態勢をとるのが普段なのですが、今日は寝ていたことすら気付いていませんでした。こんなことは大変珍しい。今までにほぼ経験がありません。どうしたことでしょう。

来客応対後にパソコンに向かい直してどこまで作業をしたのか確認すると、その行を見た時には確かに意識があったのを覚えていました。つまり、はっきりと意識があった状態から、一瞬で寝落ちしたことになります。

こんなことってあるんですね。自分にびっくりします。そんなに眠気があったわけではないのですよ。それなのに声をかけられるまで起きないでいたなんて。

実際に何分寝たのかは分かりませんけれど、しっかり目が覚めていた直後に寝落ちだなんて、別の場所で発生したら大変です。ちょっと怖いですね。

写真は寝落ちした後、今度は封筒にお手紙を詰めているときの様子。紙折り機で折りつつ、並行して封筒詰していきます。300通、無事に終わりました。

お雛様のお片づけ

すぐに片づけないと行き遅れるとか言います。行き遅れてくれて構わないんですが、社会的に問題視されそうなので逆らわずにさっさと片づけます。

家族みんなで片付けできるのは休校要請のおかげ。良いのか悪いのか。休校中でも長女はずっと勉強してます。すごい。飛行機の中で宿題片付けていた子はどう成長するのかと思ったら、こう成長しました。

そろばんもお休みになっているので、次女と長男は自宅でちょこちょこと練習しています。長男からは補数について質問されました。答えがマイナスになる計算ですね。遠い昔の話なので全然覚えていませんでしたが、iPhone電卓片手に答えを出しつつ、なんとか教えることが出来ました。なるほど。こうやって計算していたのか。

次女が勉強で分からない点は長女が教えてくれています。ここは、女の子同士、うまくやっています。息子は男の子の中では物静かな方だと思うのですが、女の子にとってはやかましくてやっかいな生き物のようで、兄弟の中もなかなか大変みたいですね。がんばれよ。

外出自粛要請の中、キャンプに行きたいなぁとか考えています。キャンプ。平日ならどこも空いているだろうし。自分は平日しか動けないし。初めてのキャンプ。共用物(蛇口とか)に触れるときには注意が必要ですが、そこさえ気をつけて手を洗ってから触る、触ったら洗う、としていれば誰かにうつしてしまう可能性はかなり低いと思っていますが、どこかに盲点がないか、気になっています。今の時期ならシャワーもいらないし、安上がりだから…

いろいろ自粛要請は出るけど、それなら何なら良いかというのも出ると良いですね。そこに人が集中したら元も子もないですけど、サンプルがあると判断しやすいと思います。キャンプは、どう考えても大丈夫そうですけど。(家庭内の感染は防ぎようがないという立場で)

ひな祭りに眼科受診

<帰りにあしながシューを買ってひな祭りっぽくしようかと考えながら眼科へ来てみたら、ものすごい混雑。第二駐車場まで満車というのは初めてです。なにがあったの?


最近の情勢で内科へかかりづらい鬱憤を晴らしてる?そんな理由で眼科に来ないですよね。


予約できているので呼ばれるまでに30分以上待つことはないでしょうが、換気が良いとは思えない混雑っぷりなので、心配になってきます。何ともなくても風邪引きかねない。


とはいえ、予約外で受診すると果てしなく待つことになるし、帰るわけにもいかず。普段から混んでいる医院ですけど、このタイミングでこんな見たこともない混み合い方をしなくてもいいのに。


等々考えていいます。気分転換をかねて日記を書いていますが、のんびり書いてられるということはいつもより呼び出しまでに時間かかってるってことかな。心配になってきた。


さぁ、どうなることやら。

集中しすぎた

2月分の会計月末処理が出来ていなかったので、しばし没頭。気がついたら今日は屋外に2分しか出ていません。通勤がない分よけいに不健康ですね。


宗務所勤務のおかげで週に何回かは通勤を強制されたので、あれはあれで社会との結びつきを維持する上で貴重でした。


通勤途上出よく立ち寄ったコンビニにも一切行くことが無くなり、こんなにも社会のつながりが薄かったのかと実感しています。


曹洞宗の僧侶は人里離れた山の寺院で修行に没頭するものですから、自然とそれが出来ていてありがたいですけども。没頭しているのが修行じゃなくて事務仕事でさえなければ・・・


経理業務は好きではないのですが、自然と集中できる分野でもあります。不思議ですね。やり残してあった伝票が片づいていくのも、仕事の進み具合がわかりやすく、成果が出ている感覚につながっているのかも。


一方で、好きだと自認しているプログラミングは、1日がかりで試行錯誤してもさっぱり進まないということさえあります。それでも集中力も続きますし、作りたいプログラムがはっきりしていれば、寝食を惜しんで取り組めます。


集中力を発揮できるシチュエーションに共通項が無さ過ぎて自分に戸惑います。もっと自己分析をするべきなのですが、「その気になれば何でも集中できる」と思いこんでいるものですから、そこは全然はかどりません。実際、やる気が出さえすればいくらでも集中できるし・・・


扱いにくい性格で困ります。

来月の花祭りについて悩む

午後から半日寝ました。何度か目が覚めるものの、寝続けました。先週のように浜名湖一周へ行こうという案を出しましたが、子どもたちが反応せず。だからそのまま寝続けました。対岸にある沖縄cafe「カフー」でソーキそば食べようと思ったのに。

okinawacafe-kafu.com

現在日曜日の21:52。あと2時間ほどで月曜日を迎えます。子どもたちは明日登校し、その後は修了式を除いて休校。夏休み並みに長い春休みの登場です。宿題も先生が出しきれないでしょうから、自分たちなりの何かをさせようと思ってます。お絵かきの追求に作曲体験。iPadMacがあれば標準状態でいろいろできます。来年受験生の中二娘は放っておいても勉強に励むことでしょう。部活も活動停止なので、その代わりに大好きなお菓子作りの時間が取れるといいのですが。

次の週末には4月第一日曜日の弘法様の山開きと花祭りに向けての打ち合わせ会を開きます。婦人部の役員さんに集まってもらい、役割分担などをあらかじめしておくのです。

恒例のお茶席は今年は中止をしようと考えています。新型コロナウィルス対策で茶器の消毒をしたいのですが、それはなかなか難しそうなので、中止します。来年は開設出来ますように。無料ということもあってか、行列のできる人気を誇っているんです。

お手伝いに出てくださる役員さんたちのお昼ご飯作りも、今年は中止しようかな、と。だいたい40人分ぐらいを作ってもらうのですが、感染予防の面と、人手の部分での手当てを。名物ミヤマだんごに人手が必要で、そちらへ人数を割けるように。また、婦人部の役員の回ってくる順番が早すぎる班があるので、班から出してもらう人数を減らすことも念頭に置いています。仕事を減らせば、人も減らせますから。ただ、お稲荷様のお祭りにではやはり人手が欲しいので、例えば全体の人数が2人減ったとして、それでお稲荷様を乗り切れるかは、役員さんたちと要相談です。

お寺としてはこうした方針で打ち合わせ会に臨むのですが、実際に手を動かす婦人部の役員さんたちにも意見があるはずです。よく聞いて、お寺の行事の手伝いをしてよかったなと思える、それを一番大切にして話し合っていこうと思います。

時代に応じて少しずつ、いろいろ変わって行かざるを得ません。でも、人がいなくなるから変化をしなくちゃ、というのは寂しいですね…

今年は閏年だったんですね

特に意識することなく、気がついたら2月29日でした。みなさん知ってました?


四年に一度。夏のオリンピックの年。世界中が新型コロナウイルスに戦々恐々とする中、時間だけは誰にも平等に過ぎていきます。


東京医師会が予測するように、大半の人が軽症か無症状で済むのなら良いのですけど。イタリア見ているとなぁ。心配は尽きませんが、個人の出来る対策など、手荒いぐらいです。正しい手洗いをがんばりましょう。


閏年というとなんだか特別な年という感覚がありましたが、ちゃんと特別な年になってますね。こんな特別、いらないやい。


いろいろ心配事の尽きない毎日ですが、お寺で協力できることもあるかもしれません。行き詰まりを感じて苦しくなる前に、一度お寺へ電話してください。住職が話し相手になります。携帯電話番号をすでに正太寺通信でお知らせしています。現在のところの運用では、その番号なら住職以外は出ませんので、お気軽に。

本葬儀

朝起きる時間を間違えて少しあわてて身支度を整えて出発。サンドウィッチを昨夜のうちに買っておいよかった。

それでも目覚ましアラームよりは早く起きているんですよ。普段よりははるかにゆっくりですけれど。

集合時間にはしっかり間に合って、本日の業務開始。とは言っても、今日だけ会葬に来るお寺さんというのは多くはありません。大抵昨夜来て、香典もいただいています。受付の仕事は朝の挨拶と言っても過言ではありません。

ただ、本葬儀もいよいよ終盤というところで、事件は起こりました。ここに来て1万円、残高が合わない。収入と支出のお札を完全に分けていましたが、それでもなかなか原因が突き止められませんでした。儀式も終わり、みなさん火葬場へ向けて移動し、ガランとなった受付において、それからも1時間ほどかかったでしょうか。

最終的に、原因の推測はできたものの、その通りであれば解決は不可能ということで結論が出て、少し遅れての昼食となりました。

短時間にたくさんの人が関わる場ですから、どうしてもズレが生じます。銀行みたいなわけにはいきません。おおよその原因が分かればそれでよしとして、あとはお寺にお任せです。受付に責任がないわけでも無いですが、そこまで責任を負いきれないというのは正直なところ。報酬が発生しているわけでは無いですからね…

それ以外についてはトラブルもなく、その後の儀式も無事に済みました。片付けもおおかたケリがついたところで解散となり、時刻は16時過ぎ。帰りの道中、さすがに眠気に抗えなくなり、途中で仮眠をとってなんとか無事に帰り着くことができました。

世間は昨日から学校の休校問題で大騒ぎ。我が家も子ども3人が全員影響を受けます。休校になった分はどこで取り返すのか。夏休みが短くなるのか。その頃には収まっているのか。先が見通せませんが、ウィルスを完全に淘汰することはほぼ不可能と考えると、どこかのタイミングでそれなりの抗体を獲得できる時が来てくれないといけません。感染からの免疫獲得か、ワクチンによるものなのか、どうなるか分かりませんが。天然痘ウィルスだけですからね、人類が撲滅したウィルスは。

インフルエンザによる影響と比べてどの程度のものなのか分かると、今後の方針が立てやすくなるのでしょう。東京医師会によれば、今のところの情報に基けば、感染力はインフルエンザよりも劣り、重症度は同程度と予想しているとのこと。その通りであればまだ幸いと言えるでしょう。早く結論が出て欲しいものです。