書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

本葬儀

朝起きる時間を間違えて少しあわてて身支度を整えて出発。サンドウィッチを昨夜のうちに買っておいよかった。

それでも目覚ましアラームよりは早く起きているんですよ。普段よりははるかにゆっくりですけれど。

集合時間にはしっかり間に合って、本日の業務開始。とは言っても、今日だけ会葬に来るお寺さんというのは多くはありません。大抵昨夜来て、香典もいただいています。受付の仕事は朝の挨拶と言っても過言ではありません。

ただ、本葬儀もいよいよ終盤というところで、事件は起こりました。ここに来て1万円、残高が合わない。収入と支出のお札を完全に分けていましたが、それでもなかなか原因が突き止められませんでした。儀式も終わり、みなさん火葬場へ向けて移動し、ガランとなった受付において、それからも1時間ほどかかったでしょうか。

最終的に、原因の推測はできたものの、その通りであれば解決は不可能ということで結論が出て、少し遅れての昼食となりました。

短時間にたくさんの人が関わる場ですから、どうしてもズレが生じます。銀行みたいなわけにはいきません。おおよその原因が分かればそれでよしとして、あとはお寺にお任せです。受付に責任がないわけでも無いですが、そこまで責任を負いきれないというのは正直なところ。報酬が発生しているわけでは無いですからね…

それ以外についてはトラブルもなく、その後の儀式も無事に済みました。片付けもおおかたケリがついたところで解散となり、時刻は16時過ぎ。帰りの道中、さすがに眠気に抗えなくなり、途中で仮眠をとってなんとか無事に帰り着くことができました。

世間は昨日から学校の休校問題で大騒ぎ。我が家も子ども3人が全員影響を受けます。休校になった分はどこで取り返すのか。夏休みが短くなるのか。その頃には収まっているのか。先が見通せませんが、ウィルスを完全に淘汰することはほぼ不可能と考えると、どこかのタイミングでそれなりの抗体を獲得できる時が来てくれないといけません。感染からの免疫獲得か、ワクチンによるものなのか、どうなるか分かりませんが。天然痘ウィルスだけですからね、人類が撲滅したウィルスは。

インフルエンザによる影響と比べてどの程度のものなのか分かると、今後の方針が立てやすくなるのでしょう。東京医師会によれば、今のところの情報に基けば、感染力はインフルエンザよりも劣り、重症度は同程度と予想しているとのこと。その通りであればまだ幸いと言えるでしょう。早く結論が出て欲しいものです。