書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

母の百ヶ日も終わり

昨日、母の百ヶ日をお勤めしました。隣寺のご住職に導師をお願いし、私と2人で法要を勤めてもらいました。四十九日には9名の和尚さんと共にお勤めした内容を、無理やり2人で実施したので、緊迫した時間となりました。

何度シミュレートしても本番になると慌ててしまいます。身につくほど回数があるものではないので、難しい法要なってしまいますね。大勢でお勤めできるというのはそういう意味でも幸せなことなのです。

お檀家さんのお宅で勤めている法事そのままに実施すれば普段通りで難しいことはないのですが、師匠の妻、私の母という顔の他に、お寺を長く支えてくれた寺族という顔もあるので、他のお寺に倣って和尚に対する法事に準ずる形をとっています。

ちなみに、和尚の法事って、大勢お寺さんを呼んで丁寧にやると30分ぐらい。でも住職1人でやるときは10分かからずぐらい。そしてお経はどちらも一つ読むだけ。

正太寺ではお檀家さんの法事には三つのお経を読んでいますが、和尚の場合は一つだけになるんです。

その間を取ると寺族の法事はどういう形であるべきか、なかなか難しい問題であったりします。

悩みながら内容も考える法事も一区切りとなりました。次は弘法様のお祭りに向けての準備の最終仕上げです。用意し忘れがないかの確認と、未だ発注前のものの確認、いつも妻が用意してくれるものの確認。ひとつひとつ見直して、催行に不備がないように。

毎度失敗するライブ配信も、今度こそ成功させたいと思っていますが、どうもWi-Fiの不安定さが原因のような気もしていて、現状の配信機材は有線LANを使った配信に完全に対応できない機材なので、どうしたものかと。

機材につきっきりでいられれば、配信が止まってしまうたびに手動で再開させられるのですが、いつも大体そこら中を飛び回ることになるので対応が難しいです。

特に今回は、受付においてキャッシュレスを導入することにしています。そのサポートにも時間が取られるそう。

せめて機械が問題なく動いてくれれば、急に操作がわからなくなった時の確認だけで済むと思うのですが、こういう時はトラブルがつきものです。使う機材は日本中の商店でよく使われているもので、動作実績は抜群なのですが、なぜかそれでもトラブルが起こるものなんですよね。不思議。

当日までまだ2週間弱あります。準備をとことん万全にして、トラブル対処に集中できるようにしなくてはね。

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