昨日の仏前結婚式から気を抜く間も無く今日のご葬儀。慶事からダイレクトに弔事に接続されるのはお寺ならではかな、と思っています。
そのご葬儀も無事に終え(体力心配だった)、夕方になってようやく一息をついているところ。仏前結婚式の片付けは大方は妻がやってくれて、最後残った難しいところは師匠がいつの間にかやってくれて、私はほとんど手を出す事もなく終わってしまいました。なんてありがたい。
ですので本当に一息ついているのです。幸せ。
しかし思うに、葬儀が二日、三日と続くようなお寺も世の中には存在していて、そうしたお寺のご住職は、一体どんな体力を持ってらっしゃるんだろうかと。一件だけでもかなりの力を消費するのですが、どうなってるんでしょう。大きな大きなお寺さんだと、お手伝いのお坊さんを雇う事もできますが、なかなかそこまでの規模には到達しません。そのはざまに位置する大きなお寺さんは、大変なのでしょうね。
そんなことを思いつつ、この程度で一息つけるというのは、きっと幸せなのだろうと思っています。お寺の収支を考えると、葬儀のお布施に頼らない新たな収入源を見つけないことには早晩倒産という状況にありますが、それを横に置いておいても明日からはまたやることいっぱい。一息つけるのは今のうち。
世の中、週休3日とか4日とかにならないものでしょうか。そうしたらお寺も週に1日は完全休み、とかにしてみたいものです。いや、常に締切が決まっている世界であり、自分が動かないと決して何も終わらない世界であるので、スケジュールを組んだ時点で休めるか休めないかはほぼ決まってしまうのでありますが。
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