書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

聴いてて楽しい音楽が、音楽、という気分

FIRST TAKEという、楽曲を一発撮りして掲載するYoutubeチャンネルがあるのですが、そこにnobodyknows+が登場。披露してくれるのはもちろん「ココロオドル

www.youtube.com

もちろんとか言って、当時はあまり聴いていませんでした。当時は流行っている曲のCDをレンタルしてきてリッピングとて聞くというのがよく行われていた時代。音楽配信サービスは存在していたけれど、まだまだマイナーであり、レンタルCDと思うと割高であり。コピープロテクトも使い勝手があまりに悪すぎて、という時代。iTunes Music Storeコピープロテクトが緩いと言って話題になりましたが、日本展開は2005年から。

ココロオドルの発表が2004年ですからね。懐かしい時代です。

ココロオドルがどれくらい流行っていたかというと、流行っている曲をレンタルしてきていた私のセレクションには入っていなかったのに、何度も何度も耳に入ってきた。それぐらい流行っていました。おかげでFIRST TAKEへの登場を楽しんでみることができたわけですが。

メンバーのヒストリーも今になってWikipediaを見ながら確認して、思い入れを深めているところです。

FIRST TAKEは一発撮り。失敗してもそのまま。だから、登場するアーティストは緊張感ピリピリのイメージがあります。ライブとはまた違う緊張感というのは想像できます。ライブなら、間違えても、お客さんと一緒に楽しめそうですし。ライブ行ったことないので分からないんですけど、映像見ているとそう感じます。

nobodyknows+ココロオドルは、緊張感と共に始まるのですが、途中で小さなミスがあったりして、それを契機に全員が笑顔に。そこから先がとても楽しげ。それを見てから最初から見直すと、冒頭からそもそも楽しげなのですよ。もちろん緊張はしているんでしょうし、ミスしたいとも思っていないでしょうけれど、楽しんでいる気持ちが伝わってくるんです。

すっごいなー、と。

彼らだけではなくて、生放送の音楽番組でも、これはとても楽しんでいるんだろうなぁと伝わってくる時はあります。テレビの生放送というのはまた別のベクトルの緊張感があるでしょうから、その中で楽しさを伝えられるというのはすごいことですよね。

そうした人たちを見るのが、とても好き。楽しい。嬉しい。元気が出る。

そう思いませんか?

私もそんな姿を見せてみたいものですが、法事を楽しそうに勤めるのはなんか違うですよね。法話は笑顔多めにできていると思いますが、そもそも話すことに緊張感を感じていない和尚だと思われているっぽいので、緊張感の中での楽しさが伝わる可能性は薄いと予測します。

晋山結制当日は終始笑ってると思いますけどね、おそらく。結婚式もずっと笑ってたので。嬉しい時に嬉しさを隠すなんて器用なことは私にはできないのです。

どうしたら見た人に元気を与えられる和尚の姿を表現できるだろうか。これは難しいですぞ。

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