書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆の準備ラストスパートがぐっと進む

午前中のお経からの戻りが思いのほか早かったので、本堂と位牌堂の掃除に取り掛かりました。乾拭き中心の掃除なので、さほど時間はかかりません。仕上げの掃除機をかけ終わって、1時間。

お、これはもしかして、本堂の荘厳できちゃうんじゃない?

そんなことを思った11時。荘厳とは、飾りつけのことです。正太寺の本堂は普段は幕を張っていません。柱に巻いたり、天井から吊り下げたり、各寺院常にいろんなお飾りがされていますが、代わりに朱色に塗られて自己主張しているのが正太寺の本堂。

綺麗な朱色を隠さないように、普段は何も付けていないのです。

その朱色の部分に、お盆とお正月、そして特別な行事を行うときには、派手な幕を取り付けます。私は質素な何も付けていない状態が好きなのですが、特別感を出すために飾っています。

こちら、手早く作業しまして、1時間で完了しました。若い頃ならこのスピードは出せなかったなぁ。熟練の手捌きです。

それから他にも少し用をこなして、お昼ご飯にカップ焼きそばを美味しく食べて、気がつけば午後の部の出発時間でした。

私の休憩時間はいずこへ?

こうして、食べている時間以外の休憩無しで午後の部が始まったのでした。

午後の部をふらふらになりつつ無事に終え、すぐさま門前駐車場へ。まだ草刈りのできていない残り2面で、妻が草取りをしてくれてあります。除草剤が効きにくいほどに長く伸びてしまったものを抜いて、その上で除草剤をかければ効くんじゃないか、と。

その頑張りの成果である抜かれた草が山のように積まれています。それを軽トラに乗せて片付けるのです。

一山。二山。

割とコンパクトにまとめてくれてあるなぁと思っていたのですが、じっくり見ていたら、他にもまだ草が溜められていました。山になっていないから目立たないだけで、数カ所。そして、下方向に三山分ぐらいの草が・・・

ここの草の回収に手間取って、1時間以上かかりました。山に積まれた草を回収するだけだと思っていたので、気軽な服装で向かったのに、なんということでしょう。

最終的に敵認定しているつる科の植物にも喧嘩を売って、随分とくたびれて帰ってくることとなりました。いくら取っても取っても大元には到底辿り着けない状態になっているので、いたちごっこなのです。勝ち筋が全く見えないのです。火炎放射器欲しい・・・

ほら、数メートル先は浜名湖だから、水の備えは万全なのだよ!

草を集めるのになんとなく左手を中心に使ったので、左腕だけがひたすらだるいです。またサロンパスかなぁ。

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