書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

保護猫さんを迎え入れた

夕方、保護施設のスタッフさんが、雨の中、猫さんを連れてきてくれました。子どもたち総出で出迎えです。

一週間のトライアル期間がスタートです。問題なければ里親になることができます。ドキドキ。

そんな心配はよそに、もともと人懐っこい猫さんは、みんなのそばに来てはすりすりとすり寄って。初めての建物の中もとても気になるようで、好奇心旺盛に歩き回っています。施設で会った時にも活発に動いていたので、ある程度は想定済み。

ショコラはとても大人しい猫でした。一日の大半を寝て過ごすのが常で、年齢不相応な点が気がかりでした。いつからか分かりませんが、猫白血病にかかっていたので、その影響もあったのかもしれません。

映像で見るような活発な猫が家の中にいるというのは、子どもたちにとっては初めての経験です。猫にも個性があって、付き合い方も千差万別。本当の意味で仲良くなれることを願っています。

名前は、みんなで考えて、「ムイ」に決定。いわれについてはまたそのうちに。

早速シャンプーとブラッシングと、と考えたのですが、肝心のブラシが見つかりません。ショコラが自分で毛繕いが出来なくなってから、色々と買い揃えたのですが、ブラシだけが行方不明。体を濡らさないスプレーのシャンプーで、ブラッシングすることが毛に馴染んでくれるものなのですが、櫛しか見つかりません。なぜ。抜け毛を取るには櫛が良いのですが、今はブラッシングをしたいのに。

とりあえず櫛をブラシがわりにしてシャンプーしました。出来ないことはない。

他にも、粉シャンプーや、ウェットティッシュみたいな、拭きあげるだけのシャンプーなんかも揃っています。なんでもござれ。気軽に毎日シャンプーしてあげられる。

簡易的なものであることに違いはないのですが、頻繁にやってれば十分きれいになってくれるでしょう。多分。

風邪をひいちゃっているというので、どのみち濡らすわけにはいかないというのもありまして。

ショコラを看取った経験から、猫のお世話については私はなんら不安がないわけですが、子どもたちはこれからひとつずつ学んでいくことになります。今までは師匠が結構面倒を見ていましたし、手がかかることもなかったのです。

今回は完全室内飼育です。もう猫白血病にも、猫エイズにも、感染させたくありません。檀家さんとの接点はほとんどなくなってしまいますが、ムイが病気をせずに元気でいてくれることを最優先に考えています。外の世界を知っている猫さんなので、気がついたら外にいる、という事態をいかにしてゼロにするかが課題です。昨日からずっと悩んでいますが、まだ妙案がありません。室内飼育するにはお寺の構造が不向きすぎです。

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