書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今回は、手配り無しの全部郵送

檀家さん始め関係各位に向けて、弘法様のお祭りについてのお便りを発送しました。ここしばらく、入出の檀家さんのところへは自転車で配って回っていたのですが、今回は全部郵送。自分で配れば1万円ぐらいは節約できるのですが、なんだかやることが片づかないので仕方なし。

そろそろ寺報も出したいので、そのときはまた自転車で、と考えています。封筒詰めが面倒だし手首に負担かかるので、全部メールにしたいけど、それが実現するまで後30年ぐらいでしょうか。その日を楽しみにがんばりましょう。

お便りにしろ、寺報にしろ、紙に印刷されたものを、檀家さんが手にとって読むというシーンを想像すると、紙で届けるのも良いものだ、という気持ちになれるのですが、一方で、タブレットにお便りが着信し、それを手にとって読むという光景も想像していて、それもまた良いものだ、と思うわけです。

ただ、A4サイズの呪縛に絡め取られた我々は、タブレットもA4サイズを表示できるものを求めてしまいます。そうなると、たしか11インチのiPad Proでも足らず、最大サイズの12.9インチが必要になるはずです。

画面は大きい方が見やすいのは確かなので、価格と重さが下がれば、あのサイズが一般的になる可能性も無いわけではないですが、持ち運ぶのにはやはり大きい。たとえ重さが半分になったとしても、やはり持ち歩きの面で不便は生じそうです。A4の書類だって、軽いけど邪魔でしょう。

個人的には、持ち歩きにベストサイズは8インチ。ちょうどiPadのラインナップでいえば、iPad miniですね。現状でも、何もケースをつけない状態のiPad miniを持ったときのサイズ、重さは今まで触れた中で最高です。ペットボトルが入るカバンならたいていすこっと入るサイズ感。

ですので、これからのお便りは、8インチの画面で表示したときに、読みやすい文字サイズ、行間、そういう風に作っていかなきゃ、となったりするかも知れませんね。そこを基準にしておけば、より大きな画面で見たときは、単純に文字が大きくて読みやすいのですから。

そうした世界で使われている文書のふフォーマットは、PDFのような、デジタルの世界に紙を再現するフォーマットなのでしょうか。相変わらずワープロソフトで書くのでしょうか。ワープロソフトの用紙サイズ選択が、画面のインチ数と縦横比の組み合わせに置き換わるのでしょうか。

なんかすごく遠回りをしているような気がしますが、ちょっとワクワクしてきました。読みやすさが第一ですからね。

近い未来を考えすぎると不安に捕らわれもしますが、遠いけども明るいもしくは楽しい未来を考えるのは、今をがんばる活力になります。たまにはこういう空想をしてみるのもいいですね。

私は実現しそうだと思ってますけど。

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