書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

送り火を焚いた後

妻の実家で送り火を焚いてきました。

自宅前で送り火を焚き、お墓の前でまた焚きます。正太寺は自宅前で焚くだけなのですが、お墓でも焚く地域の方が多いのでしょうか。

とても暑い日でした。21時をすぎましたが、まだ暑いです。おそらく30度を超えています。当然家の中も暑くなったままで、冷房の効いた部屋から出られません。

迎え火は、早く帰ってきてくれるように15時前に焚きましたが、送り火はゆっくりと、18時ごろ。そうするとやはり迎え火の時よりは幾分気温が下がっていて、お墓で焚く頃には日も傾いて、暑さに弱い私にはありがたかったです。

午前中の山門施餓鬼会随喜ではかなりへばりましたが、昨日よりはダメージが残らなかったのは、妻の実家へ行かねばならぬという緊張感がでしょうか。昨日に続き今日も、浜松が日本中でトップの最高気温を記録していますから、隣町のここ湖西市だって同じくらいなのですけれど。

緊張感って、すごい。

送り火も焚き終え、帰るときに再びお仏壇の前でご挨拶。到着するとまずお仏壇でご挨拶、帰るときにも必ずご挨拶。これは子どもたちも当たり前のこととしてやってくれるのですが、そんなタイミングで、

「さっき送り火で送っちゃったけど、じゃあ、今からご挨拶するのは、誰に?」

と聞いてみました。当然子どもたちは混乱します。私もあえてそこから先は話さずに、いつかまた思い出したように考えてくれたらなぁ、と期待しています。

さて。これで8月のお盆はおしまい。心配した体調もなんとか暑さを乗り越えてくれました。明日は法事なので気を抜くことはできませんが、少しはリラックスしたいと思います。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主