書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

マスク姿以外は平穏そのもの

お盆のお経を読みに豊橋市内へ侵入。久しぶりの県境を越えたなと感慨にふけるほどでもないですが、久しぶりなのは事実。

すれ違う車の数も減っている様子はなく、湖西市と同様、豊橋市の少なくとも県境付近は、平穏そのものと言えます。

道行く人がマスク姿であることを除けば。

でもそろそろ、屋外でマスクをつけるのは、無理なんじゃないかな。厚労省が公表している「新しい生活様式」においても、屋外でマスクをつけろとまでは言及していません。屋内にいるときや、会話をする時にマスクを着用と勧めているので、常にはマスクを外していても問題ないと認識して良いのではと思います。

もちろん、咳が出る時は常に着用するか、外出を極力控えるべきでしょう。接客が中心業務の方は、ちょっと風邪をひいただけで仕事ができなくなりかねないという、難しい世界になってしまいましたね。私は風邪をひくと、熱が出なくても咳は出るという具合なので、そうした時に法事や葬儀はどうしようかと悩んでいます。マスクをしていればよっぽどOKと認識してもらえるかな…

あまりに咳がひどい時は、仕事がどうこうよりも、体のために休養するべきですね。正論です。でも代わりがいない人はどうしたら良いのか。答えが出ません。

話が逸れました。豊橋市も、4月25日を最後に新型コロナウィルスへの感染者は見つかっていません。7名です。お一人亡くなられてしまっていますが、それでも人口から考えたら、しっかり抑え込みが出来たという印象です。

湖西市と同じく、そんなにキチキチにマスクマスク言わなくても、という感じがなんとなくあるようですが、それでも気をつけなきゃねーという空気も両立していて、良い塩梅なのかもしれません。

日常的に意識するのは、屋内に入ったらマスク。ついでに消毒。人と話をする時にくっつきすぎない。こんなところでしょうか。この先もっと暑くなると、これぐらいしか取り組みようがないとも思います。21日の初盆の皆さんのお施餓鬼、本堂に入ってマスクをしてお経を聞いているなんて、出来るかなと心配しています。涼しい日になると良いのですが。