書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

初のタイムスケジュール

本日葬儀。豊橋市内での葬儀ということで、今までと違う点がありました。葬儀の時間が会場の都合なのか13時からとなっていました。普通ですと午前中に火葬を済ませて、午後の葬儀に臨むタイムスケジュールが組まれるパターンです。豊橋であっても、おそらくそこに変わりはないと思うのですが。

午前中の火葬が取れなかったのか、13時開式の後、普通に出棺、火葬という流れとなりました。精進落としは18時から、という設定は、私も初めての経験でした。

これが、その会場を提供している葬儀社さんにとっても初めてなのか、よくあることなのか、そこまでは確認できませんでしたが、ひとつ言えることは、精進落としのタイミングとして、お腹の具合とちょうどあっている、ということですね。そこはよかったです。

普段ですと、ちょっと早いんですよね。人によっては、帰宅してから家族の食事を作るというケースもあろうかと思います。18時からですと、帰宅してからでは間に合わないでしょうから、そちらはそちらでなんとかしてくれということになりやすそうで、かえって良いのかもしれません。他の部分のメリットデメリットは、ちょっと一回では分かりかねます。

今日の私のスケジュールで言えば、ギリギリでした。今日も消防団出初式のリハーサルがあり、ドローンの使用を予約されていました。あんまり遅れられないなと思っていたのですが、結局のところ、十分に間に合うことができました。

湖西市では式典を屋内で行い、分列行進や操法の展示を屋外で行います。ドローンの飛行は屋内であればかなり制限が緩いというか、航空法上は規制の対象外となりますので、社会通念上必要とされる安全対策を施す必要はありますが、自由に飛ばせます。今回、出初式の屋外での撮影のために許可申請を出していますが、どうやら提出が遅くて間に合わなかったようで、屋内での撮影をしようということになりました。(書類を用意したのは私でして、要は私の仕事が遅かったわけです)

式典の様子を撮影しても大して面白みがないので、ラッパ隊の展示を撮影します。また、ラッパ隊の展示の時には一般の団員はすでに屋外へ出ているため、人の頭の上を飛ぶケースもグッと減ります。高さは低いとは言え、落ちてきたら痛いことに違いはないですから、危険が減るのは良いことです。

屋内飛行の場合は、GPSを切って飛ばします。GPSの電波を全然受信できませんので、Phantom4の場合は屋外飛行の設定では飛び立つことすらしてくれません。GPSを切ると、操作の難易度は上がりません。一定の位置にホバリングしていることも難しくなります。上下はあまり動きませんが、水平方向にはふわふわと動いてしまうので、思い通りに撮影するにはせわしなくコントローラを操作することになります。分かってはいたものの、撮影対象がしっかりあるというのは、単なる飛行の練習とは緊張感が違います。なかなか大変でした。

これを本番でやると思うと、当日に向けてストレスとなりそうです。ドローン買ったのがバレなきゃよかったとちょっと思いました。その一方で、空撮を副業にするためには、これぐらいは鉄の心臓でこなさなきゃならないと思うと、ここは乗り越えるべきステップであるとも思えるわけです。

本当に副業にできるかというと、そこまでの才覚は無いように思えてしまうんですが、でもチャンスは狙っていますよ。お寺以外に生活費のあてができれば、檀家さんの負担軽減にもつながります。それが僧侶として正しい道かどうかというのは、今この場の状況においては判断を留保しますが。

出初式まで時間があまりありませんが、少しドローン操縦訓練の上積みと、撮影アングルの検討もしておかなくては。いやー、本当に時間がない。