書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

夜間避難訓練は中止になった

東日本大震災を教訓に始まった3月11日の避難訓練湖西市では年間で唯一、夜間に行う日となっています。昼と夜とでは注意する点が異なるため、定期的に訓練を行なって、危険なところはどこかを確認したりしています。

その夜間避難訓練も、今年は新型コロナウィルスへの感染を防ぐという目的で、中止となりました。入出地区に限って言えば、同胞無線で地震発生の報が流れた後、各家庭でそれぞれに避難場所へ移動しながら避難するにあたって危ない箇所がないかをそれぞれに確認し、避難場所で町内会長さんに一言告げて帰ってくるだけの訓練なので、感染が広がる危険はどこにもないのですが…湖西市全体で決めることなので、仕方ないですね。

その分、各家庭で防災用品の点検をしたり、備蓄を確認したりしましょう、ということになったのですが、なかなか出来ないですよね。出来ないからこそ、この機会にやるべきなのですが。

そういう我が家では、昨年の台風に備えて用意した備蓄の確認を先日済ませています。小さな焚き火台がちょっと心許ないですが、大きなものはお値段も張るので、家族でキャンプを楽しむと言ったことが継続的にできるようになったら手を出そうかと考えています。台風ぐらいならとりあえずはカセットガスで乗り切れそうですし。それより夏場の停電でエアコンのない生活をどう乗り切るかが課題ですね。停電でエアコンが使えないと暑さで人が死ぬなんて、ちょっと前の気候なら考えもしなかったのですが。

地震による停電の場合は、より広範囲・より長期にわたって停電することが想定できます。真夏だと、大変なことになりそうです。正太寺としての備えもまだまだ弱い。給料をもらうのに必死の状態なのでなかなか備えにお金が回せませんが、お寺を頼って来てくれる人もいることを考えると、もう少し強化したいものです。いつ発生するか分からない地震。それだけに、本当なら今すぐにでも必要なものをどんどん買いたいぐらいですが…