書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お逮夜

本葬儀の前日、お逮夜。お通夜ですね。受付の係にとっては一番忙しい時間帯です。


今回は密葬がなくいきなり本葬なので、誰が来るか分からない状態で受付をします。これはなかなか混乱するんです。


受付の係は私を入れて3名。この人数で香典を受け、香典返しを渡し、謝誼と呼ぶお礼も渡します。相手によっては謝誼の代わりに換菜という名前でお礼の代わりを入れたり、謝誼も合わせて渡す人がいたり、そもそも香典返しの中身が違うものを渡す人だったり。


混乱を極めます。


お金を預かって出し入れしますから、間違ってはいけませんし、残金がちゃんと合っているかも確認が必要です。今日のところは、無事に合いましたが、これが合わずになかなか帰れないことも珍しくありません。


私はお膳立てをするだけで、他のお二人がすさまじい活躍ぶりで、見事な受付でした。なにをするにもレスポンスが早い。私がやっているときとはちょっと違った雰囲気でした。


いや、私もその場にいてちゃんとやってますけどもね。


それでも、諸々おわって全体の解散がかかったのは20時でした。へとへとです。片道1時間近くかかるので、今夜は近くに宿を取りました。昨日の時点で、禁煙シングル最後の一部屋でした。あいててよかった。車で10分ぐらいの距離ですから、非常に楽になります。朝食バイキングもついているんですが、新型コロナのせいでちょっと怖いので、近くのコンビニでサンドウィッチでも買う予定です。


朝食バイキング、好きなんですけどね。でも一泊6,000円で朝食付きなんて、すごいですよね。なんでそれで経営できるんだろう・・・