書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

観音霊場会の総会が開かれました

小規模な集まりでも自粛しなくちゃならない雰囲気ですが、霊場会の総会が予定通り開かれました。会場は東海地方の名刹可睡斎にて。ネットミーティングで出来ればいいのですが、望むべくもなく。なかなか難しい判断をされたんだと思います。


議題豊富で2時間半に及びましたが、基本的には提案通りに議決です。事務局手当が少し変更されましたが、負担が極端に大きい会計さんのお手当が雀の涙からカラスの涙に変わったぐらいで、これについては5年に一度の記念大会のための積み立てを削ってでも、もっと手当を出したらどうかと思って少し口を挟みましたが、他の話題に流れていってしまいました。


PTAと同じで、事務局も会長も引き受け手がなかなか決まらずに毎回悩みの種です。任期が5年というのもありますが、それにしても、避けられがち。手当が魅力的であれば手を挙げる人も出るかもしれませんし、そうでなくても口説きやすくなります。


PTAも、会費を上げて役員手当が出るようにしたらいいのに。会長は年10万とか。僭越ながら、毎年やらせていただきます。


正太寺では、お寺の事業として西国の観音霊場を巡り、いまは坂東の霊場を回っているところですが、盛り上がりの違いがありすぎます。お寺の規模事態も違いますが、参拝客の人数が段違い。


坂東の札所もどこも古刹で、歴史上の有名な出来事との関連があったりするのですが、我々以外に参拝客がいないこともざらです。なぜそこまで差があるのか。西国坂東秩父で100観音というのは昔から有名な巡礼地なのに、どうして西国だけが繁盛しているのか。


近代に差が付いたのかもっと前からそうなのか、それともここ数十年の話なのか。遠州音霊場を盛り上げるためにも調べてみる必要がありそうです。


その視点で、もう一度西国を巡ってみようかな。一人で行くにしてもかなり大変だけれど。