書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

暑い…

おときに回る日々。暑い以外に言うことのない1日でした。午前中はまだましですが、午後からはダメですね。ありがたいことにどこのお宅へ伺ってもエアコンで冷やしていただいていました。しかし、一歩外へ出ると、あっという間に着物がカイロ状態になってしまいます。先日も書きましたが、保温効果抜群だな、これ。

昨日の新盆施餓鬼会の際に、近隣の和尚さんたちと話していたのですが、この気候なら、インドのようにお袈裟一枚でいいんじゃないか、と。インドと比べて気温の低い中国から伝わったから着物になったわけで、着物でなくてはならない理由はありません。むしろ、なるべく所有物を減らすと言う意味では、お袈裟一枚が正しい。

まあ、現代に生きる僧侶が真剣に布教を考えたら、お袈裟だけではなく、パソコンを所有するのは仕方のないことだとは思いますけれど、お釈迦様ならなんと言っただろうかな。面と向かって説かなきゃダメだと怒られたかな。でもビデオ通話ならどうだろうか。それでもダメだろうか。

いい加減、世の中から音声通話がなくなればいいのにと思っています。文字によるチャットも、便利ですけれど、トラブルも生みやすい。ビデオ通話でちゃんと相手の顔を見ながらであれば、だいぶトラブルも減ると思います。音声のみの通話は、本当に難しいものだと思うんですけれど、みなさんあまり気にならないんでしょうか。

もちろん背景とか、身だしなみとか、いろいろ面倒な要素はついて回りますけれど、相手の時間を拘束して話をしようと言うのですから、それぐらい気を使って当然という考えも出来ます。ビデオ通話以外、電話に出ない、という人も、そろそろ現れてもいい頃なんですけれど。

暑さのせいで頭がおかしくなったんじゃないですよ。これは元からです。はい。

このお盆行事の時期をずらそうかという話をおときに回るたびに出していますけれど、表立っての反対はありません。暑くてめんどくさいのか、正面から反対するのは躊躇するのか、それほど興味がないのか…

興味がないというわけはないと思うんです。私なんぞを真剣に迎えてくださいますから、お盆に真剣なのは間違いないはずです。お檀家さんの反応をどう読み取ったらいいものか、悩ましいです。