書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

浜名湖霊園への愚痴

浜名湖霊園。正太寺で運営している霊園です。正太寺のある宇津山の山頂にあります。


見晴らしが最高で、訪れた方は高確率で契約したくなると言う霊園です。自画自賛。


そんな霊園ですが、1つだけ不満があります。それは、お墓とお墓の間の通路部分が、芝生だという事。


普段は良いのです。きれいでとても良いのです。草が生えて来ちゃうと大変ですけれど、お盆に備えて庭師さんに手入れをしてもらった後は、そりゃあもう大変に気持ちが良いのです。


しかし、今日のような雨の日には、その評価は一変します。草が少し伸びていれば、着物の裾をぬらします。芝生のしたは土ですから、水たまりも出来ます。よほどの雨でなければ長靴を履いてお経を読むという事もありませんから、油断していると水たまりの水が足袋を濡らします。


場合によっては、お墓に近づけないという事態も起こりかねません。


普段の美しさと引き替えに、雨の日のお参りのしやすさを犠牲にしているのです。


私としては、大粒の石を敷き詰めたいです。雨が降っても、雨水は石の下に溜まるだけ。大雨になれば上にも出てきてしまうかも知れませんが、そこまでの雨ならばおそらく墓経は断念することになるでしょう。


草刈りも楽になりますしね。ここ3年ぐらいは時間が取れなくて、庭師さんに任せっきりですけど。


晴れの日の顔と雨の日の裏の顔に、表情の違いがありすぎる霊園です。雨の日は辛い。でも、普段は大好きなんですよ。やっぱり、見晴らし最高ですから。