書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

おとき九日目。風邪は良し。心は沈む。

おときも終盤戦。今日、太田地区を一回りし、明日入出を半日回ると、ほぼ終わり。残すは13日の半日のみとなります。


先が見えて元気の出てくる頃なのですが、心が沈む出来事がありました。長く梅花講に通ったおばあさんが、亡くなられたのです。新盆施餓鬼会の終わった直後に訃報が入り、昨夜のお通夜は私がお勤めさせていただきました。


すごく元気で、今月35歳の私よりもはるかに元気で、まだまだこれからもお元気でいてくださるものだと思っていたのに、突然のことでした。


今日のお昼に葬儀でした。お通夜の時を思えば心を落ち着けてお勤めできましたが、それでも悲しい葬儀でした。おときに回る都合で先に火葬を済ましていたため、ご遺体がその場になかったから、落ち着いていられたのかも知れません。


どんどん寂しくなります。


でも、まだまだこれからも、新しい出会いと別れを繰り返していかなくてはなりません。悲しいものは悲しいですが、どうせだから、今日よりももっと悲しい葬儀を経験できるように、濃密な人間関係を構築していきたいと思います。そのほうが、おばあさんも喜んでくれるでしょうから。