書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新盆施餓鬼、無事に終了

昨年のお盆以降に(正確には6月後半以降)に亡くなられた御新盆の方に一度に集まっていただき、本堂でご供養する新盆施餓鬼が、午後1時より修行され、無事に終了しました。


今年の御新盆は16件。今までならば15件を境に二部制を取っていたのですが、住職は何を考えたのか一部制のまま行いました。本堂が狭いので、16件となるとお身内の方が全員入ることが出来るのか心配だったのですが、皆さんにかなり無理して詰めていただいて、なんとかかんとか、出来たといった具合です。


二部制にすると、途中の入れ替わりの時間がずいぶんなロスになるのですが、それでも参列の方々のことを考えたら、二部制で良かったのではないかと、今更ながらに考えています。当初に意見はしましたが、住職の考えは変わりませんでしたから、何か考えがあってのことなのでしょう。私も弟子です。信じて従うのみです。


実際に参列した方に伺わなければ分かりませんが、ギリギリなんとかなった範疇ではないかと思います。狭く暑い本堂で、ご迷惑をおかけしています。(でもこの言い方、好きではありません。本堂を始めお寺の建物はお檀家さんの物です。宗教法人の所有物ではありますが、お檀家さんのお力で建てられたものです。それを狭いだなんだというのは、お檀家さんに文句を言っているようなものなのです。)


新盆家の行事もこれで1つ終わり、少し肩の荷が下りたのではないでしょうか。もうひとがんばりです。一緒にお勤めして参りましょう。


お寺の行事としては、15日の山門大施餓鬼を残すのみです。それまでは、ただひたすら、おときに回る日々です。今年は休日がありません。体調を維持し続けることが一番の課題です。