書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

永平寺名古屋別院にて

今日は東海管区曹洞宗布教師会総会と、教化センター布教協議会が同会場にて開催されました。宗務所職員も出席対象になっているので、職員みんなして行ってきました。


午前中で総会と協議会は終了し、午後からは記念講演と人権学習です。記念講演は、フィギュアスケート・コーチの山田満知子さん。あの伊藤みどりさんや浅田真央選手を育てたコーチとして有名です。私も名前は存じ上げませんでしたが、たぶんテレビで見たことがある人でした。


選手を育てる上での接し方や気の配り方などなど、実体験に基づいて非常に楽しく話して頂けました。こうしたらいいとか、こうしちゃだとめか、そういうことは一切発言しないんですよ。こういう風に心がけてます、というスタンスです。すごい控えめですよね。


女性に対して年齢を出すのは失礼かも知れませんが、講演中にご本人自らおっしゃってましたし、生年月日まで明らかになっている方ですので、あえて書きますと、現在67歳。とてもそうは見えませんし、現役のコーチですし、大変驚きました。活力に溢れていて、まだまだ第一線でコーチとしてご活躍されることと思います。


どんな世界であっても、実力主義の世界でトップに立つという人は、みんなこういう、力のみなぎっている人なのだよなと、改めて思いました。それだけ集中して取り組めていると言うことですよね、ざっくりと言えば。その点こそを、見習わなくてはと感じました。


その後の人権学習は、運転手をしていただいた庶務主事さんが18時からお通夜と言うことで、同乗のもう一人の書記さんと共に、早引きさせて頂いてきました。カンボジアの子どもたちの現状についての看護師さんのお話と言うことで興味深かったのですが、残念です。参加者にだけでもビデオを配布とか、そういうのがあっても良いのになぁと、思ってしまいます。講演料が違って来ちゃうのかな。でも良いお話しなら聞いてみたいですし。いつもは最後まで聞けるのですが、今回は残念です。しょうがない。またどこかで、ご縁が頂けたらと思います。