書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

霊場会の話

ついに新事務局のメンバーが決定しました。忙しい方ばかりで申し訳ないのですが、我々現事務局も5年にわたりお勤めしてきましたから、がんばって霊場会を支えて頂きたいと願っています。


やはり事務局というのは、どなたも一度は経験してみるべきと考えます。それまで見えなかったものが見えてくる。体験してみなければ分からない部分が、確実にあります。関心の寄せ方も変わってきます。


関心が出てくれば、事務局の取る方針に異論も出てくるでしょう。そうなればしめたものです。議論を活発にして、より良い方向へ舵を取ることが出来るようになります。今はそうした議論がほとんどありません。一部の人間で会を動かしているような印象です。これでは協力の仕方にも自ずから限界があります。


任期は5年と長いですから、全ての方が事務局に関わるというのは難しいです。タイミングによってそれぞれ事情もあります。年齢も考慮しなくてはなりません。それでも、なるべく多くの方が、経験し、関わりを深くすると、きっともっとすばらしい霊場を築けると思います。


遠州三十三観音霊場が出来て25年が経ちました。その年月の長さの割には知名度は今ひとつです。小規模であっても、商売っ気が無くとも、西国に負けないほどの知名度となり、大勢の方にこの地の観音様にお参りをいただけるように、私も協力を惜しまずに関わり続けようと思います。