書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

長生きの秘訣を伺いました

暮れどきのお経をあげた後、お茶を頂いた場合はしばし世間話をします。91歳のおばあさんの話が印象的でした。


週に一度、10人ほどの仲間と、カラオケをするんだそうです。カラオケボックスに行くわけではなくて、近所にそうして集まれる場所があるようですね。


カラオケだけではなく、食事会をしたり、その食事も自分たちで作ったり、出前を取ったりと様々。


歌って、おしゃべりして、楽しんでいる様子が目に浮かびました。


91歳。そこまで長生きしても、寝たきりになっていたり、痴呆症になってしまっていたり、そうなる可能性の方が高いのではないでしょうか。


そうならずに、元気に毎日はつらつと暮らすことが出来るのは、こうした仲間との楽しい時間があるからなのだろうなと、強く思いました。


家にいるだけではつまらない。年を取り、家にこもる人が多いけれど、その気持ちは理解出来ないとお話しくださいました。家にこもらざるを得ない理由もあるんじゃないかなとは思いましたが、とにかく、そういう気持ちを持っていること自体が、元気を保てる秘訣なんじゃないかと思います。


どうみても私より元気。負けてます。これはいけない。やっぱ、すごいですよ。