書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お年忌の無い日曜日

最近の正太寺としては珍しく、お年忌の無い日曜日を迎えました。日曜日に午前中の時間を自由に使えるというのは、久しぶりのことです。早速たまっている仕事を、ということで、白須賀のお寺さんへお届け物に出かけたりしました。


子どもとも少し外で遊びました。昨日もそうでしたが、日差しはそこそこ強く汗ばむ陽気なのですが、日陰に入ったり少し風が吹くとすぐに冷やっこくなるような、そんな気候でした。真夏と思うと、大変過ごしやすいですね。


午後からは本寺宿蘆寺にて開山忌法要に随喜しました。随喜というのは、参加するというような意味ですね。本寺というのは、血縁で例えれば本家のことです。それにたいして末寺は新家とか隠居家とかですね。本寺の御開山様のおかげで、正太寺は存在していますし、そうしたご縁があったために、私がこうして生まれ、育ち、いま副住職としてお勤めをすることが出来ているわけです。両親やご先祖様も大切ですが、それと同じように、御開山様始め歴代住職もまた、大切な存在です。法類末寺一同が随喜して、毎年毎年、御開山様が亡くなられた10月に法要を行うのはそういうわけです。


無事に法要を終えて晩方に帰ってきて、あとはいつも通りの生活です。違うのは、明日から一泊で旅行に出かけるので、その支度をしていたことぐらい。子どもたちをSLに乗せてあげ、そして初のナイトサファリを体験するために出かけるのです。たぶん大きくなったら覚えていないでしょうけれど、証拠写真はしっかりと押さえてきますよ。


夜ですからね、猛獣たちが元気に動いているはずです。運転手としては、ちょっと怖いですね。どんな様子なのでしょうか。怖がりながらも、楽しんでこようと思います。