書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

暑さのせいで泣ける一日

午前中お年忌。一件だけでしたが、炎天下のお墓経で脳天にダメージを受け、体がだるくなってしまいました。その状態が回復しないまま、お仏壇の開眼法要をするために出かけ、1時間ほどで戻ると、今度は訃報が届いており、その足で枕経へと赴きました。お経を読んで、葬儀までの日程を決め、その後のことなどもお話しして、1時間強でお寺に戻ってきました。


どっと疲れました。
実は、開眼法要から戻ったときには、5分だけでいいから目を閉じて横になりたいと考えていたのです。私は頭髪は完全に剃っているわけではなく、床屋でバリカンをかけてもらっているのでツルツルではないのですが、それでも普通の人よりは髪が圧倒的に短いです。この時期の直射日光は堪えます。


人前であればなんだかんだ言って元気にお経も読むしお話も出来るのですが、お寺に戻って気が抜けると、押さえ込んでいたダメージが顔を出してくるのです。だからちょっと休みたいなぁ、と思っていたのですが。


休ませてもらえずに再び出かけるのは、ちょっと辛いですね。それでもまた人前に出れば、お勤めをする元気は沸いてきます。不思議なものですね。案外天職だったのかも。


この日記を書いているのは22時半過ぎですが、まだ若干だるさが残っています。直射日光のダメージは深いのです。髪の毛が長くても、長時間浴びれば確実にダメージを受けますよ。皆さんもお気を付けください。


子どもの頃は坊主頭でも直射日光の元かけずり回っていても平気だったのになぁ。何が違うんだろうか。